アスベスト除去作業可能機種
JIS Z 8122の基準を満たすHEPAフィルタ付きの真空掃除機です。アスベスト除去作業にお使いいただけます。
HEPAフィルターが詰まりにくく、漏れ出しにくい
フィルターが小さいと一度に受け止められる粉じん量も少ないため、多量の粉じんを吸った際にフィルターが詰まる原因となります。GD930 PRO S2 HEPAは本体を円盤型にすることにより、HEPAフィルターの面積を広く取っており、12000㎠の大きなフィルターが粉塵をしっかり受け止め、詰まりにくくなっています。
また、本体の嵌合(かんごう)部やホースの差込口はシール(パッキン)付きで密閉度が高く、一度回収した粉じんを外に漏らしにくい構造です。
大容量ダストバッグ
15Lもの大容量ダストバッグで回収量の多い現場でも活躍します。
ホースが破れても修復可能
ホースのジャバラ部分と接続パーツのつなぎ目は使用時に負荷がかかりやすいため、破損しやすい部分です。一般的なホースはジャバラ部分と接続パーツは一体型で分解できないので、一か所でも破れたらホース全体を買い替える必要があります。
GD930 PRO S2 HEPAは接続部分のパーツを取り外せるので、破れた部分だけをカットして繋ぎなおせばまた使えて無駄がありません。
優れた静音性
騒音レベルは弱モードで63dB、強モードでも71dBと静か。 病院や介護施設など、騒音を避けつつクリーンな環境を保ちたい施設でも多く採用されています。
店長の声
石綿(アスベスト)による健康障害の予防対策として平成17年(2005年)に制定された石綿障害予防規則(※以下、「石綿則」)の改正が、2021年(令和3年)から3回に分けて、毎年、段階的に施行されております。
2021年レベル3建材も規制対象に追加、2022年アスベスト事前調査・報告の義務化に続き、2023年10月1日からは事前調査には専門の資格が必要となりました。
規定が厳格化され、罰則規定も追加されたことから、アスベスト対応掃除機についてのお問い合わせが年々増えております。
アスベスト清掃に使う掃除機には、「JIS Z8122の規格以上の性能を有したHEPAフィルター付き真空掃除機」であることが法令に定められています(大気汚染防止法施行規則第16条の13)が、当店ではこの基準を満たしている掃除機を2機種お取り扱いしていますので、それぞれの特徴を簡単にご説明いたします。
【GM80P HEPA】
4層フィルターかつ排気フィルター構造でクリーンルームでも使用できるほどの高いスペックを有する機種になります。
こちらの機種は、粉塵が目の粗いフィルター順に通るため粒径の大きい順から捕集されていき、最終段のHEPAフィルターには2μm未満の粉塵が0.15%程度しか到達しないことから、HEPAフィルターが詰まりにくく長持ちする構造になっています。
「排気のきれいさ」と「漏れに対する構造と対策」が最大の特徴で、作業者の健康を最優先する場合はこちらがおすすめです。
【GD930 PRO S2 HEPA】
本体を円盤型にすることでHEPAフィルター面積(12000平方センチメートル)を広く確保できるため、フィルターが詰まりにくく、各所の嵌合(かんごう)部の漏れに対してもきちんと対策されている機種です。
ダストバッグが大容量なので作業効率もよく、ホースが切れた場合にその部分をカットしてジョイントをつなぎ直すことができるなど、作業者目線で設計されている、使いやすい機種になります。
アスベスト対策掃除機については、ブログでも詳しくご説明しています。
⇒「法改正でお問い合わせ急増!アスベスト対応掃除機の比較・選び方【石綿・危険粉じん対応機種】(外部リンク)