ヘレンド デミタスカップ ロスチャイルドバード(RO-08) 手描き 磁器製 洋食器 Herend

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ハンガリーの名窯ヘレンドは1826年、首都ブダペストから120キロ離れた寒村ヘレンド村に誕生した。その時代「貴族の中の貴族」と称されたハプスブルク家のフランツ・ヨゼフ皇帝の庇護の下、ヨーロッパ中の王侯、貴族の愛好家を顧客として発展を遂げた小さな窯ヘレンドは今日、頑なに手造り拘る名窯ヘレンドとして名声を高めています。
(ロスチャイルドバード)
ロスチャイルドバードはヘレンドで古くから制作されており最もポピュラーなもののひとつです。 1850年にウィーンのロスチャイルド家の依頼により制作されたためそう呼ばれるようになりました。モチーフはヨーロッパの山野にみられる啼鳥の類で、18世紀以来各地で広く使われたもので絵柄は12種類のバリエーションがあり、ハンガリーの名窯ヘレンドの代表作の一つとなっています。ロスチャイルドバードシリーズに描かれている蝶や昆虫の配列、パターンなどはハンドペインティングで描かれている為それぞれの作品で異なり全く同じものは二つと存在しません。
『ロスチャイルドバードに描き込まれているネックレスのエピソード』
ある時ビクトリア女王が庭でお気に入りのネックレスを無くしたことがありました。さあ大変とお付のものたちが探し回ったところ、不思議なことに木の枝にかかっているのが見つかりました。きっと小鳥たちの仕業だろうと云って、ビクトリア女王がたまたまその情景に似たヘレンドのこの絵柄にネックレスを描きこませたと云うことです。