【熟茶】大益七子餅茶0562(2018年)
熟茶 大益七子餅茶0562(2018年)
近年中国では富裕層を中心にプーアル茶ブームと言われるほど、プーアル茶が非常に人気のお茶となっています。またご存知の様に中国の物価の上昇は留まるところを知らず、プーアル茶も年々相場が高くなるばかりです。価格は高くなっていますが反面メリットもあり、非常に選択肢が増えています。昔のように国営工場の輸出用量産タイプの餅茶は少なくなり、今やどれを選んだら良いやら種類が多すぎて分からなく成る程、毎年新しい餅茶が増え続けています。特に雲南中心の高山(標高2.000m以上)、所謂「野生古樹茶」と呼ばれる樹齢数百年〜千年以上の茶樹の原料を使用した餅茶については、質の良い美味しいお茶が非常に増えています。更に国営工場時代と違って、使用する茶葉ばかりでなく製茶方法にも進化や改善が見られます。国営工場時代の餅茶は均一で、一定の味・香りを大量に生産する事が中心でした。最近はより質の良い茶葉を使用し、より美味しいお茶を競争して製茶するような市場に変化してきています。そういう意味で、今のプーアル茶の価格は高くなってしまいましたが、飲む価値がより高くなったとも言えます。プーアル茶は、数ある中国茶の中でも一番奥が深いお茶と言えます。