・本剤は雑草の生育期に有効であるが、雑草が大きくなりすぎると効果が劣るので、草丈30cm程度を目安に時期を失しないように、薬液が雑草全体によく付着するようにていねいに散布すること
・植物に薬液が付着すると薬害を生じるので散布液が付近の農作物、樹木の茎葉に飛散しないように散布すること。特に野菜類の生育期畦間散布で使用する場合は作物にかからないように十分注意して散布すること
・茶(幼木)に使用するときは樹高30cm以上、雑草の草丈20cm以下で処理すること。処理当年には摘採しないこと。薬液が付着した茶葉には黄化、褐変、落葉などの症状を生じることがあるので、噴口を低くして芽や新葉にかからないように注意して散布すること
・アスパラガスの立茎栽培で使用する場合は、萌芽している若茎に薬害を生じるおそれがあるので、散布後新たに萌芽した若茎を用いて立茎することが望ましい
・蚕に対して影響があるので、周辺の桑葉にはかからないようにすること
・散布液を調製した容器及び散布器具は使用後十分に洗っておくこと
・散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さないこと。また、空容器、空袋等は環境に影響を与えないよう適切に処理すること
・本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意すること特に適用作物群に属する作物又はその新品種に本剤を初めて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用すること。なお、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい
【安全使用上の注意】
・原液は眼に対して刺激性があるので眼に入らないよう注意すること眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受けること
・本剤は皮膚に対して刺激性があるので皮膚に付着しないよう注意すること、付着した場合には直ちに石けんでよく洗い落とすこと
・散布の際は農薬用マスク、手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用すること、作業後は直ちに手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをするとともに衣服を交換すること。作業時に着用していた衣服等は他のものとは分けて洗濯すること
・かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意すること
・公園、堤とう等で使用する場合は、散布中及び散布後(少なくとも散布当日)に小児や散布に関係のない者が散布区域に立ち入らないよう縄囲いや立て札を立てるなど配慮し、人畜等に被害を及ぼさないよう注意を払うこと
・使用残りの薬剤は必ず安全な場所に保管すること
・直射日光をさけ、なるべく低温な場所に密栓して保管すること
【魚毒性等】
・水産動植物(魚類)に影響を及ぼす恐れがあるので、養魚田周辺での使用には注意すること
※本仕様および外観は予告なく変更する場合がありますのでご了承ください