スカップ

2,500

意匠登録取得品。背面上部に空気抜き穴を設け、石灰の中に差し込んだ時の飛散を防止するようにした。取っ手を上部に付け石灰に手を触れることなくすくい取れるようにした。底面後部を丸みを帯びた形にして、持ち上げるときに石灰を巻き上げないようにした。前面の開口部を隅々の石灰を全てすくい取れるような形にした。

ラインカーに入れる石灰すくい取り器を作るために考えました。石灰を目に入れる事故が昔多かったからです。今では水と反応する石灰を使わず、白い粉を使っています。でも調べてみたら廃材なども使っているようで本当に安心とは限りません。スカップを使うと構造上飛散しにくいので安心です。

自分で開発し、国内のプラスチック製造工場で製造してもらっています。石灰をすくったり、ケイソウをすくたりするのにとても便利です。背面上部に穴をあける。底面後部を丸くする。取っ手を上部につける。開口部下部にテーパーをつける。いろいろな工夫があります。使ってみて良さがわかってくるものです。


スカップの開口部をよくご覧ください。粉末物質の入っている容器の隅々まですくいとることができるよう加工されています。	スカップは思ったより大きく、一般的なラインカーは４〜５回で一杯になります。

取っ手を上につけました。粉末物質が手に触れることなくすくいとれます。すくい上げる時もひしゃくのような形のものより、ずーと少ない力ですくいとれます。	底面後部を丸くしました。これにより持ち上げるときに粉末物質が飛散することがなく。また、少ない力で持ち上げられます。