

2013年つるやオープンで、男子レギュラーツアー初のエージシュート達成「62」。「スタジオウェッジ M425」は、その際に使用されたプロトタイプウェッジをベースに製作されました。
国内の製造工場で作られた純国産軟鉄鍛造。あらゆる状況で、多彩な技のイメージが沸く、グースネックを採用したヘッド形状。プロのリクエストに応え、これまでの技術を結集した結果、生まれた高機能ウェッジです。
鉄の持つ重厚な存在感を発散し、ゴルファーの感性や美意識に訴えかけます。マスダゴルフにしか出せない、濃密な雰囲気を感じてください。
国内の製造工場で鍛造したヘッドを、バックフェース部のCNCミルド加工と熟練工の研磨によって成型。
ターゲットをイメージしやすい顔つきとふところ具合、そして高機能なソール形状は、厳しい職人の目によって生まれます。一体成型された軟鉄鍛造ヘッドは、非常に軟らかで芯のある打感が得られます。
FP値2mmという強いグースネック。
グースのメリットは、ラインが出しやすいこと。「M425」は構えた時の肉厚な印象からより太いターゲットラインをイメージできます。
ソールが先に接地しやすく、日本の芝質に強いのもメリットです。低く抑えた弾道を打つのも容易です。
それに加え、フェースを開いても扱えるように工夫を施しています。
現在、グースネックウェッジのラインナップは、市場でもあまり見かけませんが、「M425」は現代風に正統進化したグースウェッジです。



■開発の経緯
その年、クラブ契約が変わったそのプロからのリクエストは、次の5つ。
1. 軟鉄鍛造製
2. 強めのグースネック
3. 大きめのヘッド
4. 強烈なスピン性能
5. 引っかかるイメージのないふところの広さ
長年、プロからの厳しい要望に応えてきた増田にとって、この条件を満たすウェッジを作ること自体は、それほど難しいことではありませんでした。しかし、現代的な性能をそこに加え、過去の名器たちを凌駕する高機能を持たせるために、「M425」には実に多くの工夫を施しています。
肉厚なボリューム感と太い線で構成されたフォルム。
無骨さを感じる顔立ちに、軟鉄の素材感を強く感じさせます。
それでいて、鈍重さな印象は微塵もなく、整った品の良い顔立ちが魅力です。
マスダゴルフの特徴でもある、この迫力あるクラブには、これまで100勝以上の勝利を手にしてきた、そのプロのノウハウが詰まっています。
ソールを大きく削ったシャープなウェッジが日本刀とするなら、この「M425」は刀身が大きく伸びた太刀のような存在です。豪快な切れ味で、他を圧倒します。