現在、こちらの商品は、ケンタッキーブルーグラスとトールフェスクの2種混合野芝となっています。 トールフェスクは、寒地型芝草でありながらも暖地型芝草に近い性質をもった唯一の芝草として、今後更に広く利用される可能性が高いと言われています。土壌をあまり選ばず寒地型芝草の中では高い耐暑性・耐踏圧性を持ちます。密度はやや劣りますが、他の芝に比べると管理は比較的容易とされています。 ゴルフコースにおいては、グリーンを除いて、ティーグラウンドからエプロン、フェアウェイ、ラフまで広く利用できます。フェアウェイの芝草としてケンタッキーブルーグラスと混播すると、両者の優れた性質がさらに強調されてより良い結果が得られるようです。 |
・段ボール1箱にソッド2枚(約1m2分) ・ソッド1枚:約170×30cm ・厚さ:約1.5〜2cm ・発注区分:注文品 |
天然の芝生マット
![]() | 刈り込みの前と後の芝の長さの違いです。 芝が伸びすぎると、日光が根元まで差し込まず枯れてしまいますのでご注意ください。 芝刈りの様子についてはページ下部に動画がございますので、そちらも参考にしてください。 |
![]() ソッド1枚の大きさは約170cm×30cmで、厚さは約1.5〜2cmです。 ソッドは折りたたんで(丸めて)箱詰めされます。 ソッド2枚がほぼ1m2相当となります。 | ![]() 当社の段ボール箱1箱にソッド2枚(約1m2分)が入ります。 箱の大きさは長さ46cm×幅32cm×深さ24cmになります。 1箱の重さは芝および土壌の含水量により異なります。雨天時や雨天の翌日などに切り出した芝は水分を多く含むため重くなります。 |
(重要)お買い求めいただく前に お住まいの地域の張り芝適期をご判断下さい | ||
西洋芝は何れも夏の暑さを苦手としています。したがって、関東以南で夏越しを成功させるためには、入梅までにいかにしっかりした芝生に仕上げられるかが重要となります。 気温などの気象条件や管理方法等にもよりますが、だいたい張り芝後1ヶ月間は芝の養生期間となります。ですから、遅くとも入梅時期の1ヶ月前には芝張りを済ませていただくようお願いいたします。もし、これより遅くに張り芝をいたしますと、未完成な芝生のまま夏を迎えることになり、西洋芝を夏越しさせることが非常に難しくなってしまいます。 したがって、くれぐれも適期を過ぎてからの張り芝は行わないようお願いいたします。 万一、ご希望の商品が在庫切れだったり、お客様の方で床土の準備が整わずに春の張り芝適期に間に合わないような場合には、決して無理をして適期外に張るようなことはせず、秋の張り芝適期(関東で9月下旬〜10月末頃)を待ってから施工されるよう強くお勧めいたします。この芝は決してお安いものではありませんので、購入後短期間で枯らしてしまうことのないよう、張り芝の時期にはくれぐれもご注意いただくようお願いいたします。 なお、春の張り芝適期のスタートを判断する目安としては、一応、「ソメイヨシノの開花」を挙げておきます。ソメイヨシノが開花したのであれば、おそらくお住まいの地域の日平均気温も10℃近くにまで上がっていると思われます。気温がそこまで高くなれば、元々低温に強い西洋芝ですので、成長も活発になっており、芝を張っても十分に根付いてくれるものと思います。それから入梅の1ヶ月前までが春の張り芝適期とご理解下さい。 以上は春の張り芝適期についてですが、寒地型西洋芝の場合、秋にも張り芝の適した時期がございます。「寒地型の西洋芝は冬も枯れないのだから、夏以外はいつでも大丈夫なのでは?」と意外に思われる方がいらっしゃるかも知れませんが、しかし実は、冬も夏同様に張り芝には適しない時期なのです。寒地型西洋芝は冬芝とも呼ばれるため、冬の間も旺盛な生育をするものだとお考えの方がいらっしゃいます。確かに寒地型西洋芝はノシバやコウライシバのように冬、白く枯れてしまうことはありません。しかし、それでも気温が5℃を下回るまでに寒くなりますと、次第に芝の葉色は落ちはじめ、生育も止まってきて、ついには休眠に近い状態に入ってしまいます。ですから、その頃に芝を張っても、保温などの特別な処置をしない限り、なかなか容易には根付いてくれません。最悪の場合、根付く前に冬期の低温と乾燥で枯れてしまうということもございます。ですから、夏を過ぎてから芝を張る場合には、芝が活発に生育し、十分に根を伸ばせる秋の内にお張りいただくようお願いいたします。 北海道などの寒冷地以外の場合は、だいたい残暑が過ぎてから初霜の降りる頃までが秋の張り芝適期だとお考え下さい。関東圏ですと9月下旬から10月末頃までとなるでしょうか。東京などの冬暖かい都市型気候であれば11月に入ってもまだ間に合いそうです。とにかく、春の適期のところでも申しましたように、芝の生育が止まる(衰える)1ヶ月前までには張り芝を済ませておくことが大切です。 なお、北海道などの寒冷地では初霜と初雪の時期にあまり差がない場合がございます。そのような地域にお住まいの方は、遅くとも初霜の1ヶ月前までには張り芝を済ませておくことをお勧めいたします。 どうか適切な時期の施工をお心掛けいただき、末永く当社の西洋芝をお楽しみいただきますようお願い申し上げます。 |