Walton vol.12(琵琶湖と西日本の静かな釣り)

創刊13冊目となる12号の特集は二つあります。  一つ目は琵琶湖に棲息する小魚が主食の獰猛な「ハス」(ケタバス)が、様々なスタイルの釣り方で狙えることを紹介しています。御登場いただいたのは小誌ならではの面々で、道具組もバリエーション豊かです。  二つ目は、淀川水系の“アユのルアー釣り”について。編集部の側を流れる京都の桂川では昨春、大量の天然海産アユが遡上し、地元の京淀川漁協がアユのルアー釣りを解禁しました。今までではあり得なかった、そんな新しい流れをレポートしています。さらに、アユのルアー釣りをいち早く解禁してきた京都賀茂川漁協エリアでのアユのルアー釣りも取り上げています。 【琵琶湖の釣り】の章では、昨年からついに激増し出した南湖のホンモロコ のことを取り上げています。思わぬ意外な場所でも姿が見られ出している現状をお伝えしています。  昨年開催されたビワマスプロガイド協会主催の「ビワマス体験トローリング」のレポートも掲載しています。 【淀川水系の釣り】の章では、“京竿”の制作者であった金森さんに、貴重なお話をうかがいました。その昔に隆盛を誇った、主に清流でハエ(オイカワ)を狙うための