Nucleus Paragon V2 パラゴンドリップスタンド 1個 パラゴンアイスロック 2個 NUC-015

Paragon(パラゴン)は抽出技法と商品の国際特許を取得。
コーヒードリップ時に揮発する香気成分を液体に閉じ込める、全く新しいブリューイングデバイスです。

<使用方法>
1.ドリッパーを最上部のホルダーにセットします。
  ※ドリッパーは一般的なものであればどれでも使用可能です。(一部除く)

2.ペーパーフィルターの先端から5mm以内にアイスロック(金色のボール)をセットします。
  ※距離が離れ過ぎてしまうと効果が薄れてしまいます。
  ※アイスロックはマイナス10度〜マイナス20度で保管してしっかり冷やしてください。
  ※一般的な冷凍庫での保管で問題ありません。

3.ドリップしてください。抽出前半の25%を冷やすことから始めてみましょう。
  ※冷やす長さによってフレーバーの残り方やテイストの変化があるのでお好みの“Extract Chilling”を見つけてください。
  ※抽出時間を確認できるコーヒー用のデジタルスケールがお勧めです。


ドリップスタンド材質:アルミニウム
アイスロック材質:ステンレス
サイズ:W約165mm × D約120mm × H約260mm
同梱物:ドリップスタンド×1、アイスロック×2

<Paragonとは?>


2022年9月に開催されたオーストラリアのMICE(※1)にて発表された新たなブリューイングデバイスです。
WBC(※2)2015年世界チャンピオンのササ・セスティック氏とスイスのコーヒーエクセレンスセンターのトップであるチャハン氏により共同開発されました。
抽出液を冷やすこの方法を"Extract Chilling"(冷却抽出)と表現しています。


※1:MICE
Melbourne International Coffee Expo。
2012年に設立されたアジア太平洋地域で最大かつ最もエキサイティングなコーヒー専門イベント(展示会)のひとつ。
2022年は参加者が15,000人を超え、カフェのオーナー、ロースター、機器メーカー、サービスサプライヤーなどにビジネス チャンスを提供している。


※2:WBC
World Barista Championship。
ワールドコーヒーイベント (WCE)が毎年開催する国際コーヒーコンテストです。
毎年50人を超える世界中の国・地域のチャンピオンが、エスプレッソ、ミルクドリンク、オリジナルシグネチャードリンクで競います。
WCE認定審査員が、提供される飲み物の味、清潔さ、創造性、技術的スキル、および全体的なプレゼンテーションについて各パフォーマンスを評価します。
優勝者1名がワールドバリスタチャンピオンに!


<効果と目的>


チャハン氏の研究結果により、抽出後のコーヒーは空気との寒暖差によって香気成分が揮発してしまうことが証明されました。
つまり、フレーバーの一部が液体に滞留できていないことを意味します。
そこで目を付けたのが、多くの成分を含む抽出前半部分。
Paragonでは抽出前半のコーヒー液をアイスロックに触れさせることにより空気との寒暖差を最小限に抑えます。
それにより、揮発していたフレーバーの40%ほどを液体へ滞留させることが可能となりました。


<旧仕様との変更点>


パーツの形状を変更しより多種のドリッパーが乗せられるよう改良されました。
その他に大きな変更はなく、材質も同じです。(少しだけ軽くなりました。)