アルストロメリア リグツハイブリッド 黄 花種 球根 1株 秋植え 冬植え ガーデニング 切り花 花の大和

【基本情報】
科　名：アルストロメリア科
属　名：アルストロメリア属
学　名：Alstroemeria
植付け：１０月中旬〜翌３月下旬
開花期：５月下旬〜７月下旬
草　丈：６０〜１００ｃｍ


1.植え付け方法

アルストロメリアは、春と秋どちらとも植え付けることができます。
春は3〜4月、秋は9月の早い時期の植え付けが適期です。

植える場所は連作地は避けてください。日当たりと水はけのよい場所が良いです。
酸性土壌を嫌うため、植える前に苦土石灰を撒いて酸度調整をしておくと良いでしょう。

【地植えの場合】
根が深く張れるよう４０〜５０ｃｍくらいの深さを目安に耕します。
球根を植える深さは、春植えの場合株の上３〜４ｃｍ、秋植えの場合は地面が凍る可能性があるため
株の上７〜８ｃｍ土がかかる深さに植えます。
水がたまるのを防ぐため地面から１０ｃｍくらい高めに土を盛り上げてください。
植える間隔は、大きいサイズは５０ｃｍくらい、小さいサイズで２０〜３０ｃｍ間隔で植えましょう。

【鉢植えの場合】
鉢植えは、根茎が長いので１５〜１８cm鉢くらいの深さのあるものを使い、
球根の上に２〜３ｃｍ土がかかる深さに植えましょう。

2.肥料

【地植え】元肥は、腐葉土、堆肥、ピートモスなどの有機物を土の量に対して３割程と、
緩効性化成肥料をよく混ぜて全体に施します。
追肥は、発芽したら根元に置肥として大粒の化学肥料を施します。
葉が緑の間は、液肥を月に２回水やりの代わりに与えてください。

【鉢植え】
元肥は、化成肥料と培養土をよく混ぜ合わせて施します。
追肥は、発芽したら置肥として化成肥料を施し、液肥を月に２回水やりの代わりに与えます。

3.管理方法(発芽後・開花後)

【発芽後】
日光を好むので、開花期までは日によく当て、長雨の後でも水がたまらないようにしてください。
発芽初期は、貧弱なものや込み合っている株を間引きして風通しを良くしてください。

【開花後】
開花後は高温多湿の気候を嫌うので、開花後は梅雨明けの後、日差しが強く当たらないようにします。
地温も高くなる時期なので、マルチを敷いて地温が上がらないように対策します。

鉢植えは、休眠に入ったら日陰の涼しい場所でカラカラに乾燥しないよう注意し夏越しさせます。
越冬は土が凍らないようにマルチを敷き、凍らない場所に避難させます。

4.病害虫

病害虫はほとんど出ませんが、花を切る時にハサミを使うと、ウイルス感染する場合があります。
ハサミを使わず、引き抜くようにして収穫しましょう。