ハーブ(香草)の苗 ヘリオトロープ ブライドブルー

ヘリオトロープはハーブとして人気のお花で、香水の原料にもなる柔らかなバニラの香りを放ちます。和名では、キダチルリソウ(木立瑠璃草)とも呼ばれています。
「ブライドブルー」は、耐暑性に優れており夏の日本の直射日光下においても花が咲き続けるようになりました。春から秋まで長い間小さな花を穂状に咲かせこんもりと茂ります。
葉は深みのある緑色で、青紫色の花色とマッチし品格あるお庭を演出します。また、香水の原料にもなるやわらかなバニラの香りがするため、ポプリやドライフラワーとしても長くお楽しみいただけます。

ハーブ(香草)「ヘリオトロープ」苗のサイズ:10.5cmポット植え
学名:Heliotropium arborescens
草丈:約40cm
開花期:春〜秋
利用方法:観賞用、アロマ、ポプリ等
分類:ムラサキ科キダチルリソウ属半耐寒性多年草
<ハーブ(香草)「ヘリオトロープ」の育て方・栽培方法>
植えつけは1ポット当たり18cm鉢前後、プランターは2〜3ポット、花壇は20cm〜30cm間隔が目安。
★庭植え栽培の場合
日当たりと風通しの良い場所を好みますが、明るい半日陰でも良く育ちます。真夏に西日が当たらない場所を選びます。根鉢を崩さないように植え付け、たっぷりと水やりをします。ヘリオトロープは酸性土壌を嫌うため、植え付けの2週間前までに苦土石灰をまいておきます。1週間前になったら、緩効性化成肥料を元肥として混ぜ込んでおきます。株が成長すると、茎が曲がってしまうことがあるので、ある程度の高さになったら、支柱を立てて支えてあげましょう。
★鉢植え栽培の場合
植えつけ時に元肥を十分に施し、害虫防除のために殺虫剤を撒いておきましょう。買ってきた花苗(9〜10.5cmポット苗)は初めはふた回り大きな15cm〜20cm位の鉢に植えつけ、根が張ってきたら30cm前後の鉢に植え替えましょう。
水はけのよい1日中日光がよくあたる場所、もしくは午前に日光がよくあたり午後は木陰のような日陰になる場所で育ててください。夏は西日を避けた場所で育てれば、よりキレイな花を楽しむことができます。
土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと水をあげてください。真夏には水切れしないように、特に注意してください。
真夏を除き、生育期は緩効性の置き肥を1ヵ月に1回程度、液肥(1,000〜2,000倍)を1〜2週間に1回程度あげてください。
花がらはこまめに取り除いて、次の花が咲くのを促してください。花が咲き終わったら株の半分くらいの高さで切り戻します。すると株が充実し、より多くの花を咲かせます。
35℃を超える温度でも耐える耐暑性があるのですが、25℃以上の夜温が何日も続くと株が痛みます。夏は強い直射日光を避け、風通しのよい場所涼しい場所で夏越しをすると安心です。また、生育旺盛なので根詰まりで株が痛むケースも多いようです。夏に入る前に30cm前後のサイズの鉢に植え替えるようにしましょう。
最低耐寒温度は、目安として約0℃です。冬越しに挑戦する場合は、霜が降りない工夫をして冬越し対策をしましょう。
<ハーブ苗のご注意事項>
植物は生き物ですので、個体差や季節により商品画像と姿・形が異なります。サイズ表記及び写真画像は、平均的なものを掲載しておりますので、ご了承ください。