
●商品について【規格】 有機種子
【内容量】 15粒
商品は無化学農薬、無化学肥料、遺伝子組換えなしの有機種子です。
※こちらの種子は食用、飼料用に使用しないでください。
※お子様の手の届かない所で保管してください。
※直射日光、湿気を避け、涼所で保管してください。
◆種という性質柄入荷ロットにより生産地が異なり、1アイテムでも生産地が3〜4生産地になることがあり、明言化できません。※商品裏面には記載されております。
◆内容粒数は生産地と同様入荷ロットにより異なるためこちらに関しても明言できません。
◆メーカー在庫のお取り寄せの場合があります。
◆種子は発芽試験を受けた純良なものをご用意させていただきますが、播種後、温度や水分などが不適な条件下では発芽しない場合があります。
◆種子のパッケージはデザインの変更などにより写真と異なる場合があります。また、詳しい育て方はパッケージ裏面にあるQRコードからご確認ください。
◆発送時期よって種子の有効期限が間近な商品となる場合があります。種まき時期に考慮した出荷はできません。
種の有効期限について
野菜の種には有効期限があります。有効期限とは種を正しく保存したときに発芽を維持できる期間です。種苗法により、発芽試験から1年間(気密包装の場合は、2年間)と定められています。4〜5月と10〜11月に発芽試験を行います。有効期限を過ぎた場合でも発芽しないということではありません。また、有効期限切れの種から育てた作物が食べられないことでもありません。とはいえ、種にも寿命がありネギや玉ねぎ、落花生、シソなどの種の寿命が短い作物で1〜2年、大根、キャベツ、白菜、レタス、ほうれん草、ニンジン、ゴボウ、エンドウ、インゲン、ソラマメ、三つ葉などで2〜4年、ナスやトマト、キュウリ、かぼちゃ、すいか、唐辛子などの長命種子では4年以上の寿命があります。
種の保存方法について
種は高温・多湿を嫌います。常温のままで保存してしまうと、種が劣化して発芽率が落ちてしまいます。発芽力を長く維持するためには、低温・低湿の環境である冷蔵庫がおすすめです。ジップロックなどの密封された袋または、茶筒・海苔缶へ種袋と一緒に乾燥剤を入れてから密封して保存してください。



フェンネルの花

フェンネルの葉

フェンネルのバルブ
●品種の特徴イギリスで生まれた 香りの強いハーブです。
セリ科の植物で、野菜として利用する場合、一年草として分類されることもあります。
株元が肥大するフェンネル変種で、株元や茎を主に料理に使うことが多いです。
フェンネルは地中海工リアで古くから愛用されている食材です。アニスのような香りに加え甘めの芳香が漂います。葉はハーブとしてカナッペなどの飾りに、根(バルブ)部分は野菜として生でも加熱しても美味しくいただけます。バルブ(白い根部分)をスライスしてサラダに混ぜると、アニスのようでセロリにも似た香りが加わります。薄くカットしてコンソメスープなどに入れたリ煮込み料理に使うと、香りに甘味が増して美味しくいただけます。
「フェンネル」は伝統的なハーブの一つで甘みのある香りと樟脳のような風味がすることから香辛料や薬草として活用されてきました。実はフェンネルシードと呼ばれスパイスとして、葉はビネガーの香りづけや煮込みや魚の香草焼きになど様々な料理で楽しまれています。外見や用途は「ディル」によく似ていますが、ディルが一年草であるのに対しフェンネルは多年草です。
学名 |
Foeniculum vulgare var dulce セリ科 |
開花時期 |
4〜5月 |
花色・大きさ・花形 |
黄色 |
最終樹高 |
地植え:0.6m 〜 2m 鉢植え:0.6m 〜 2m (多年草) |
栽培用途 |
鉢植え、庭植え、寄せ植え、花壇、切り花、グランドカバー、ボーダーなど |
成長の早さ |
早い (100cm/年) |
植栽適地 |
本州 |
育てやすさ |
★★★★★ 初心者に超おすすめ日照条件:日なた〜半日陰、耐寒性やや強い、耐暑性普通 |
耐病害虫性 |
耐病性:強い 害虫:普通につく |
種|フェンネル(フローレンスフェンネル)の育て方
植え方・用土日当たり(半日陰でもOK!)の良い風通しと水はけが良い場所を好みます。酸性土壌を嫌うため、植え付け2週間前に苦土石灰を、1週間前に堆肥や腐葉土をすき込んでおきましょう。大きく育つので5月中ぐらいをめどに支柱を立てて支えます。
直根性で植え替えを嫌うため、地植えの際は植える場所を慎重に選びましょう。苗を植えつけるときは、根をキズ付けないよう崩さないようにそっと植えます。
種から育てる場合の播種時期は3〜5月、9〜10月。
直播き(点まき2〜3粒/株間30cm)で育て、本葉が4枚前後で1本に間引きます。葉が茂ってきたら、若葉を収穫できます(種まきから40〜60日)。根元の部分(バルブ)を収穫する場合は、根元の白い部分が3〜4cmの直径になったら土で覆います。種まきから100〜120日頃に肥大した白い根部分を収穫します。
水やり鉢植えは表面が乾燥したらたっぷりと与えます。地植えの場合は、根付いてしまったら特に必要ありません。鉢植えは、地上部が無くなってからも乾燥させ過ぎないように気をつけましょう。
肥料のやり方元肥に緩効性肥料を与えます。生育が良くなる、3月や9月頃にも緩効性肥料を与えましょう。
剪定方法多くの草花もそうですが、フェンネルも過湿を嫌うため、梅雨時や夏の高温期は、葉が茂りすぎないよう適宜収穫していきましょう。
病害虫の予防法日頃の観察が大切で、害が広がらないように早めの防除や対策を心がけて下さい。環境や種類選びによってもかなり減らすことができます。また、同一品種を多く植えるのではなく、いろいろな品種にハーブなどを加えて混植することも対策の一つです。
※害虫よけには、「
ニーム核油かす」を適量お使い下さい。
(1.適材適所)
植物を健康に育てるためには、環境に適したものを植えることが大切です。 住んでいる地域の気候の特徴を考え、庭の日照、風通、排水性などを考慮し、無理なく育つ植物を選びます。
※排水性UPには「
パーライト」をご使用下さい。保水性UPには「
腐葉土」をご使用下さい。
(2.連作をしない)
同じ種類の植物を同じ場所に何年も植えていると、連作障害を起こすとともに、その植物に被害を及ぼす同一の病害虫の密度が高まります。
(3.水やり、肥料の過多(特にチッ素肥料))
軟弱に育ち、病気に対する抵抗力がなくなります。株間を適切にとり、切り戻しや間引きなどを行い、日当りと風通しを良くすることが大切です。
(4.花がらをこまめに摘み取る)
花がらが茎葉に付着した状態で雨に当たると、灰色かび病(ボトリチス病)を発生させます。花がらをつけておくと種がつき、株も消耗します。なるべく早く摘み取ります。
(5.雑草を放置しない)
雑草は風通しや株元への日照を妨げ、病害虫を発生しやすくするだけでなく、土壌の養分も横取りします。
増やし方挿し木、株分け、種まき

