すもも 苗木 井上 1年生接木苗

●品種の特徴
プラム井上は極早生品種なので、早くから収穫できて作りやすい品種です。果実は90〜120g位で、同時期に収穫する大石早生と比べ、果実はやや大きくなっています。糖度は高く、酸味とのバランスも良いので早生の中では特に美味しい品種です。果皮は濃い紅色で、果肉は淡い黄色になっています。この品種は自家結実性があり1本でも結実しますが、他品種を近くに植えたほうが実付きはよくなりますよ。

プラムは毛のない桃の小さい果実。李(すもも)とも言います。完熟果はすさまじく甘いけど日持ちが悪いので、本当にうまい果実を味わうには家庭果樹でしか味わえません。
全国どこでも栽培できます。開花が早いので開花期に霜が降りない地域が適してます。梅やアンズと交配します。苗はすべて接木で李台に接木します。

学名:Prunus salicina バラ科 サクラ属
開花時期:3月下旬〜4月初旬
花色・大きさ・花形:白・中輪咲き(3cm位)・一重
収穫時期:6月中旬〜6月下旬
果実の大きさ:★★★☆☆ 中実 90g〜120g 豊産性あり
甘さ:★★★☆☆ 平均糖度:14度
果実の用途:生食
結果年数:3〜4年





●商品について
商品は1年生接ぎ木苗です。根鉢の部分も含め高さ約70cmです。根鉢の大きさは直径約12cmです。1年生苗とは苗木ができて1年目の苗です。
1年目の剪定済みですので、植え付け時の剪定は不要です。花や果実は基本的についておりません。
※こちらの商品は鉢植え栽培も可能です。




●品種の特徴
プラム井上は極早生品種なので、早くから収穫できて作りやすい品種です。果実は90〜120g位で、同時期に収穫する大石早生と比べ、果実はやや大きくなっています。糖度は高く、酸味とのバランスも良いので早生の中では特に美味しい品種です。果皮は濃い紅色で、果肉は淡い黄色になっています。この品種は自家結実性があり1本でも結実しますが、他品種を近くに植えたほうが実付きはよくなりますよ。

プラムは毛のない桃の小さい果実。李(すもも)とも言います。完熟果はすさまじく甘いけど日持ちが悪いので、本当にうまい果実を味わうには家庭果樹でしか味わえません。
全国どこでも栽培できます。開花が早いので開花期に霜が降りない地域が適してます。梅やアンズと交配します。苗はすべて接木で李台に接木します。

学名
Prunus salicina バラ科 サクラ属
開花時期
3月下旬〜4月初旬
花色・大きさ・花形
白・中輪咲き(3cm位)・一重
収穫時期
6月中旬〜6月下旬
果実の大きさ
★★★☆☆ 中実 90g〜120g 豊産性あり
甘さ
★★★☆☆ 平均糖度:14度
果実の用途
生食
結果年数
3〜4年
自家結実性
1本でなる(花粉は多く、他の品種の受粉樹には向きます。)
最終樹高
地植え:3m 〜 4m 鉢植え:1m 〜 2m (落葉高木)
最終葉張り
2m 〜 4m 半開帳性
栽培用途
果樹畑、花壇、鉢植え(7号鉢以上)、庭木
植栽適地
北海道〜九州
育てやすさ
★★★★☆ 育てやすい日照条件:日なた、土壌酸度:弱酸性豊産性あり、耐寒性とても強い(-25度)、耐暑性とても強い、耐乾性強い
耐病害虫性
耐病性:ほとんどつかない 害虫:普通につく
芽吹き時期
4月頃
花言葉
誠意、誠実


プラム井上の育て方


植え方・用土
日当たりを好みます。水はけの良い、肥沃な土を好みます。
鉢植えでは落葉果樹専用培養土の「果樹の土」がベスト。
地植えでは庭土に花ひろば堆肥 極みを4割ほど(袋半分〜1袋くらい)混ぜた土に植えます。水はけが悪い場合はパーライトを10リットルほど土に混ぜてください。
※受粉樹と一緒に植える場合は、6〜7m離して植えてください。スモモは昆虫が花粉を運ぶため、20mぐらい離れていても問題ありません。


春の植え付け方法
芽吹きは始まる春の植え付けでは根っこを崩さずにそっと植えます。ポットや鉢から抜いた時に土がボロボロ落ちても構いません。
植え付け3年以上経過した苗木の移植や鉢増しなどの植え替えはなるべく冬に行います。どうしても移植を春に行う場合はできるだけ根を大きく掘り取り、地上部をできるだけ小さく剪定をして掘り取って、なるべく根を乾かさないように早めに定植してください。


夏の植え付け方法
鉢から鉢へ、ポットから鉢への植え替えはいつでもできます。
なるべくなら地植えは控えますが、毎日水やりができるようであれば地植えします。
地植え後は根が浅く土に馴染んでいないので毎日から2日に1度のペースで秋に定期的に雨が降る季節が来るまで水やりを丁寧におこなってください。
地植えでも鉢植えでもでは根を崩さずに植え替えします。


秋の植え付け方法
根がまだ活動をしている秋の植えつけは、乾燥に強く育つと言われます。
秋の植え付けは春の植え付けと同様の要領で行います。
しばらくで苗木の成長が止まりますので、秋の植え付け時の肥料は与えても与えなくてもどちらでも良いです。


冬の植え付け方法
12月〜3月ごろが植え付け適期。土が凍るような寒冷地でなければ12月が最適。移植も生長が休眠する冬の季節です。
寒冷地では冬の前に終わらせるか、春植えをおすすめします。
鉢への植え付けは寒冷地でも可能です。鉢土が凍結しない場所で育ててください。
ポットや鉢から抜いたら根を少し広げるように植えても大丈夫です。根を乾燥させないように植えます。


水やり
鉢植えの場合は、春ごろから9月ごろまでは鉢土の表面が乾いたら鉢底から流れ出るくらいたっぷりと与えてます。落葉時期の冬は水の与えすぎに注意です。冬は1週間以上鉢土が乾かないこともあります。9月ごろからは鉢土の表面が乾いていても土中が湿っている場合、鉢を持ち上げて重い時は水やりはしません。鉢土が乾いて鉢植えが軽く感じられるようになったら水やりします。
庭植えの場合は、水やりは必要ありません。5月に入ってから植え付けた場合は、雨が降らない日が1週間以上続く時はは毎日水を与えます。秋になり雨が降るようになったら、水やりは雨にまかせても大丈夫です。


肥料のやり方
鉢植えでは3月に有機質肥料を与えます。開花後の5月ごろと、9月に速効性化成肥料の花ひろばIB肥料元気玉を与えます。
地植えの場合は12月〜2月ごろ寒肥として有機質肥料の「ももの肥料」を与えます。
収穫後と10月頃に速効性肥料を与えますが、枝葉がよく茂っているようであれば肥料は控えてください。


花芽の付き方
夏に花芽をつけて翌春に開花します。
1つの花芽に房咲きするので無数に花が咲きますが、生理落果が多く、幼果のうちに5〜7割くらいが生理落果します。豊産ですが摘果しないと果実が小さくなります。
前年の貯蔵用分不足だと開花直後に生理落果が多いです。開花後2〜4週後に不受精落果(原因は花芽の不充実や天候不順、貯蔵用分不足)が起きます。その後10日くらい落果が続きますが原因は樹勢が強いから。
対策としては秋の遅くまで葉を青く維持して光合成をさせることと、春の開花時の人工授粉と摘果です。摘果は果実が親指くらいになったら10〜15cm間隔で1果に摘果するとよいです。


剪定方法
日当たりが悪いと実付きが悪くなるので、勢い良く真上に伸びている太い枝(立ち枝)はすべて切除し、元気の良い枝は先端1/6ほどを切り、弱々しい枝は1/4くらいまで切り詰めます。そして主枝の方向を定めるために、木の内側を向いた芽を先端に残さず、外側の自分の伸ばしたい方向の芽を先端に残して切り詰めるとよいでしょう。
アンズ同様に変則主幹形か、ナシと同様の棚仕立てが向いてます。
2年目以降は側枝から伸びた15cmくらいの枝を夏に5cm残して切り、それ以降も伸びたらまた5cm残して切ると短果枝が増えます。短果枝が増えすぎて込み合う場合は間引きます。
数年で結果母枝が弱ってくるので3年くらいしたら新しい枝を誘引して結果枝に更新してください。






その他栽培や性質の注意点
※スモモはもともと生理落果が50%〜70%と高いですが、樹勢が元気でないと更に落果率は高まったり、小果になります。葉が光合成できるように冬はしっかり剪定を行い、内部にまでよく日が当たるようにし、果実の収穫後の9月に礼肥を与えるといいでしょう。


病害虫の予防法
無農薬でも不可能ではないのですが、全滅や枯死を避けるためにも最低限の防除をしておくと安心です。まれに新芽や実を食害するシンクイムシ類の発生や、果実に黒い斑点がでる黒斑病や胴枯病のほか、幼果が奇形になるフクロミ病などがでる場合がありますので、新芽が出る前の落葉時期に薬剤の散布をすることで予防になります。


育て方のまとめ
生理落果が多いので人工授粉と摘果しよう。


増やし方
スモモの実生台木に接木します。