
●商品について商品はポット苗です。根鉢の部分も含め高さ約80cmです。根鉢の大きさは3.5号(直径10.5cmポット)です。
冬は落葉しております。
主幹は切り戻してありますが、側枝が上に伸びますので、樹高が大きく育たないわけではありません。

●品種の特徴「ヤマハンノキ」は、湿地に自生するハンノキの中でも山地で見られるため、その名が付きました。生育旺盛で大木になりやすく、大きいもので幹が直径80cmくらいに成長することも。樹皮は紫を帯びた黒褐色で樹齢を重ねるごとに灰色の皮目が入り、味のある風合いに成長します。枯れた後もずっと枝先に残るため、一年中実が付いている感じです。実際に熟すのは10月くらい。韓国では緑化植物として様々な場所に植林されています。
空いた場所にいち早く生える開拓の木、パイオニアツリーでとても生育旺盛です。
学名 |
Alnus hirsuta カバノキ科 ハンノキ属 |
別名 |
やまはんのき、山榛の木、マルバハンノキ、クロバリ |
交配親 |
ケヤマハンノキの変種 |
開花時期 |
4月 |
花色・大きさ・花形 |
紫褐色・・紐のような花 |
最終樹高 |
地植え:4m 〜 20m 鉢植え:1m 〜 2m (耐寒性落葉高木) |
最終葉張り |
2m 〜 5m |
栽培用途 |
シンボルツリー、鉢植え、記念樹、公園、砂防、土止め |
成長の早さ |
早い (80cm/年) |
植栽適地 |
北海道〜九州 |
育てやすさ |
★★★☆☆ 初心者におすすめ日照条件:日なた、耐寒性強い、耐暑性普通 |
耐病害虫性 |
耐病性:ほとんどつかない 害虫:普通 |
花言葉 |
不屈の心 |
ヤマハンノキ|ポット苗の育て方
植え方・用土基本的に移植や植え付けは11月〜入梅までに行います。水はけの良い、肥沃な土壌に植えます。鉢植えでも大丈夫です。堆肥極みや完熟の腐葉土をすきこんだ土に浅めに植え付けします。日当たりを好みます。
水やり雨が当たるような場所であれば、特に必要ありません。3〜4月や真夏に雨が少ない時期は水やりをします。鉢植えは土が乾いたらたっぷり与えます。
肥料のやり方基本的に肥料は必要ありませんが、よほど生育が悪い場合は与えます。寒肥として鶏糞と腐葉土や堆肥を株周りに穴を掘り与えます。
剪定方法放任しても美しい自然樹形を作ります。剪定にはあまり強くないので、剪定は冬に行ってください。樹形をコンパクトに仕立てる場合は、枝が分岐しているところの生え際で切る枝抜き剪定(間引き剪定)を中心に剪定します。
病害虫の予防法病害虫はほとんど見られませんが、近年の気候変化で発生する年もあるようです。
発生したら消毒及び駆除しましょう。カミキリムシの幼虫が幹に入りやすいので、テッポウムシ予防樹脂フィルムで防除してください。おが屑のようなものが株の周囲に出ていたら、穴に殺虫剤を注入して駆除します。予防は周囲に枯れ木や雑草を放置しないことが肝心です。