

●商品について商品は接ぎ木ポット苗です。根鉢の部分も含め高さ約65cmです。根鉢の大きさは4号(直径12cmポット)です。
●品種の特徴ヤマボウシ「紅富士」は、とても美しい剣弁の美しい濃い紅花を咲かせます。同じ紅花品種のサトミと比べて葉や苞が細長いのが特徴。尖った花びらの花を咲かせます。
ヤマボウシ(山法師)は5〜7月頃に花が無数に咲きます。花弁に見える部分は「総苞」と呼ばれ、葉が変化したもので、実際の花はその中心にある雌しべのような部分です。
秋になると綺麗に紅葉し、直径1cmほどの丸い実が生り赤く熟して食べることが出来ます。実は甘みが強く、マンゴーとバナナを合わせたような味をしています。
学名 |
Cornus kousa‘Benifuji’ ミズキ科 ミズキ属 |
別名 |
山法師 |
作出年・作出者 |
(静岡県・ヤマシタナーセリー・山下信夫) |
開花時期 |
6〜7月 |
花色・大きさ・花形 |
紅花・(6cm位)・4枚の総苞が花のように広がる |
収穫時期 |
10月頃 |
果実の大きさ |
3cm |
自家結実性 |
1本でなる |
最終樹高 |
地植え:2m 〜 5m 鉢植え:1m 〜 2m (落葉高木) |
最終葉張り |
m 〜 2m 直立性 |
栽培用途 |
シンボルツリー、鉢植え、記念樹、盆栽、花壇、寄せ植え |
成長の早さ |
早い (100cm/年) |
植栽適地 |
南関東〜沖縄 |
育てやすさ |
★★★★☆ 初心者におすすめ日照条件:日なた〜半日陰、耐陰性強い、耐寒性やや弱い(-5度)、耐暑性強い |
耐病害虫性 |
耐病性:強い 害虫:ほとんどつかない |
花言葉 |
友情 |
紅花山法師(ベニバナヤマボウシ) 紅富士の育て方
植え方・用土基本的に移植や植え付けは10〜11月、または3〜5月に、日当たり、水はけの良い肥沃な場所に植えます。
庭植の場合は、花ひろば堆肥¥“極み”や完熟の腐葉土をすきこんだ土に浅めに植え付けします。根と土の間に隙間があると弱るため、植え付け後は土手を作りあふれんばかりの水を与え、水極めをしてください。
鉢植えでも大丈夫ですが、かなり大きな果樹になり、すぐに根詰まりするので、庭植が一般的です。どうしても鉢植えにする場合は、大きい鉢を選びましょう。
耐陰性が強く半日陰でも生育はしますが、日に当たらないと花実の付きが悪くなります。西日が当たると葉焼けは起こしますが株もとの乾燥にさえ気を付ければ枯れることはないので日向のほうがいいでしょう。もっとも、たくさん花が付く樹種なので、半日陰でもそれなりに花は付きます。
水やり鉢植えの場合は土が乾いたら、下から沁みだすほど水をたっぷりと与えます。
庭植の場合、植えて1〜2年の苗はまだ根が十分に張っていないので株もとが乾いていたらしっかりと水を与えてください。真夏の高温期は定植して2年以上たった樹でも乾燥で枯れこむことがあるため注意です。それ以外は雨任せで大丈夫です。
肥料のやり方鉢植えは、寒肥と初夏と初秋に化成肥料を与えます。花つきが悪い場合は、生育期に化成肥料を一か月に一回、または液体肥料を週に一回与えてください。
庭植は、2月ごろに寒肥として油粕と腐葉土や花ひろば堆肥¥“極み”を根に当たらないよう離れた場所に穴を掘り与えます。(基本的に枝先の真下まで根が伸びていると考え、それより離すこと)、花つきが悪い場合は3か月に一度の頻度で株もとに化成肥料を与えましょう。
花芽の付き方花芽は花後から形成され始め、9月には目視できるようになります。花が全くつかない場合は剪定時期の見直しを。花が少ない場合は、日当たりが悪いか肥料不足です。特にリン成分が不足すると花つきが悪くなるので、リンが多い肥料を与えます。2年目3年目で急激に花が増えるようです。一年目は見守ってあげましょう。
剪定方法自然樹形を楽しむ果樹なので基本的に放任で育てます。大きくしたくない場合は目的の高さで芯止めしてください。剪定時期は花や実がついておらず、常緑樹にとって負担が少ない3月頃がおすすめです。それぞれの枝先に花を付けるため、それらを意識した切り戻し剪定を行うとともに、込み合った枝は整理します。
その他豆知識ごく稀に、これらのように面白い花が現れることがあります。


病害虫の予防法病害虫はほとんどつきませんが、枝が込み合っていると出やすくなります。
増やし方種