トチノキ ポット苗 里の木シリーズ

●品種の特徴
西洋トチノキはガーデニング的によく知られていると思いますが、本種は日本原産のトチノキ(栃の木)です。北海道〜九州の山林に自生しています。西洋トチノキとは別種です。セイヨウトチノキと同じように開花のあとで果実も楽しめます。
果実は卵型でどんぐりに似ています。秋にとれる「栃の実」は食用としても有名ですよね。縄文時代より親しまれており、稲作が難しい山村では主食としても重宝されていました。現在では「栃餅」が良く知られています。
栃の実には毒性が含まれているので、十分に灰汁抜きをして食用にしてください。トチノキは植えてもすぐには収穫できないため、実がなるのに三代かかると言われ、「トチを刈る馬鹿、植える馬鹿」という諺があります。ある程度大きくならないと花が咲きません。花は蜜源になります。5〜6月にカシワバアジサイの大きめのようなピラミッド状の花が咲きます。ソフトクリームやシャンデリアのような花です。
名前のとおり栃木県の県の木です。小学校の国語の教科書にも載っている斎藤隆介著『モチモチの木』に登場する木もこのトチノキです。日本人に馴染みの深い木です。





●商品について
商品はポット苗です。根鉢の部分も含め高さ約80cmです。根鉢の大きさは3.5号(直径10.5cmポット)です。



トチノキの若葉


トチノキの花


トチノキ。成長した様子

●品種の特徴
西洋トチノキはガーデニング的によく知られていると思いますが、本種は日本原産のトチノキ(栃の木)です。北海道〜九州の山林に自生しています。西洋トチノキとは別種です。セイヨウトチノキと同じように開花のあとで果実も楽しめます。
果実は卵型でどんぐりに似ています。秋にとれる「栃の実」は食用としても有名ですよね。縄文時代より親しまれており、稲作が難しい山村では主食としても重宝されていました。現在では「栃餅」が良く知られています。
栃の実には毒性が含まれているので、十分に灰汁抜きをして食用にしてください。トチノキは植えてもすぐには収穫できないため、実がなるのに三代かかると言われ、「トチを刈る馬鹿、植える馬鹿」という諺があります。ある程度大きくならないと花が咲きません。花は蜜源になります。5〜6月にカシワバアジサイの大きめのようなピラミッド状の花が咲きます。ソフトクリームやシャンデリアのような花です。
名前のとおり栃木県の県の木です。小学校の国語の教科書にも載っている斎藤隆介著『モチモチの木』に登場する木もこのトチノキです。日本人に馴染みの深い木です。
山地で育つとちの木は非常に大きく成長し、樹高25m以上、幹も直径1mを超えるものも珍しくありません。
葉も非常に大きく大きなもので全体で50cmにもなります。葉の形は朴の木にも似ています。乾燥地では8月頃から黄葉して落葉しますが、寒冷地では綺麗に紅葉します。お庭で育てる場合は耕土も硬いのでここまでは大きくはなりません。お庭に余裕があれば植えてみるのも楽しそうです。

学名
Aesculus turbinata ムクロジ科 トチノキ属
別名
馬栗(うまぐり)
開花時期
5〜6月
花色・大きさ・花形
乳白色・(25cm位)・円錐状の花序に小さな花
収穫時期
9〜10月
果実の大きさ
3〜5cm
自家結実性
1本でなります。(雌雄同株)
最終樹高
地植え:5m 〜 25m (耐寒性落葉高木)
最終葉張り
5m 〜 10m 
栽培用途
シンボルツリー、切花、記念樹、目隠し、花壇、工場緑地帯、学校、公園、ゴルフ場
成長の早さ
早い (30cm/年)
植栽適地
北海道〜九州
育てやすさ
★★★★★ 初心者に超おすすめ日照条件:日なた〜半日陰、耐陰性やや強い、耐寒性強い、耐暑性強い
耐病害虫性
耐病性:ほとんど出ない 害虫:普通につく
花言葉
豪奢


トチノキ (とちの木)栃の木の育て方


植え方・用土
基本的に移植や植え付けは11月中旬〜12月、2月〜3月に行います。東北以北では春植えをおすすめします。3月以降の植え付けでは根を崩さずにやさしく植えつけます。
日当たり、水はけの良い肥沃な土壌に植えます。堆肥や有機肥料をすきこんだ土に浅めに植え付け、深めに支柱をつけます。鉢植えでも大丈夫です。半日陰でも育ちますが、花付が悪くなります。
※耐寒性も強く、北海道以南〜九州までで生育が可能ですが、寒さで新芽がいたむ事があります。


肥料のやり方
1〜2月ごろに寒肥として油かすや骨粉を株周りに穴を掘り与えます。また、花後(6月上旬ころ)にお礼肥とし油かすに化成肥料を混ぜたものを与えます。鉢植えの場合は9月頃に追肥をします。


剪定方法
12月〜翌2月までに、込みすぎた部分を落とすようにします。花芽が新枝の先につきますので、落とさないように注意します。


病害虫の予防法
春先、4月ごろに『クスサンの幼虫』が発生することがあるので、その前に幹に植えつけられた卵を石などで潰し、幼虫は発見しだい捕殺、もしくはスミチオン他薬品類を散布します。
その他にも、『テッポウムシ』や、夏場に発生する事のある『トチノキヒメヨコバイ』などが発生しやすいです。前者は食いかすなどが無いかを注意深く観察し、捕殺もしくは穴に薬品注入を、後者はオルトラン等を散布し、消毒します。