●商品について【球根】 にら 3株入り
生産地:奈良県産
種子消毒はしておりません。
※作付けするための球根です。球根をそのまま食べないでください。
●品種の特徴ニラは中国原産の多年草で、日本でも広く栽培されています。独特の風味が堪らない香味野菜の一つです。
比較的丈夫で育てやすく、こぼれ種で良く増えますが、とうが立つとやせてしまうので花は咲かせずに育てます。夏には成長が鈍化し、病害虫が出やすいですが繰り返し収穫できる点が魅力です。植えてさえいればどんどん収穫できます。家庭菜園に植えておくと重宝します。また、ニラの根には土壌病害を抑える効果のある拮抗菌が共生しているので、コンパニオンプランツとしての利用もオススメです。
種から育てると収穫は2年目以降ですが、株分けで育てると1年目から収穫見込みです。3〜4年は収穫できますが、3年ごとに株分けして植え替えると良いです。
ニラは野菜のなかでは数少ない多年草です。比較的寒さに強く、気温が高くなると生育は早くなりますが、葉が細く薄くなります。夏の高温期には成長が鈍り、さび病などの病気が出やすくなります。日本各地で栽培されており、様々な別名を持ちます。
学名 |
Allium tuberosum Rottler ヒガンバナ科 ネギ属 |
別名 |
韮、二文字(フタモジ) |
花色・大きさ・花形 |
白 |
最終樹高 |
地植え:0.2m 〜 0.3m (耐寒性落葉多年草) |
最終葉張り |
0.2m 〜 0.3m |
栽培用途 |
家庭菜園、畑、花壇 |
植栽適地 |
北海道南部〜沖縄 |
育てやすさ |
★★★★☆ 初心者におすすめ日照条件:日なた、土壌酸度:弱アルカリ性耐寒性強い、耐暑性弱い(休眠中) |
耐病害虫性 |
耐病性:強い 害虫:普通 |
家庭野菜球根 |ニラの育て方
植え方・用土日当たりのよい場所で育てます。夏の西日を避けれる場所が理想です。植え付け時期は9月上旬〜4月下旬です。
用土は排水性と通気性に優れ、適度な保水性のある土が適しています。鉢植えは赤玉土(中粒・小粒)6:腐葉土4の割合で混ぜた用土で植え付けてください。中性(ph6〜7)の土を好みます。ph6以下の弱酸性土になると育ちが悪くなります。
花ひろば培養土で植えてO.Kです。
地植えの場合は植え付け2週間前に苦土石灰を1平米あたり100gと、花ひろば堆肥を3kg入れて耕し、植え付け1週間前に化成肥料を1平米あたり50〜60g入れておきます。株間は20cmくらいで、畝幅は60cmくらいです。株は10cmくらいの深めに植えます。
水やり鉢植えは土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。地植えも乾くようならしっかり水を与えるようにし、冬は乾燥防止のためにわらや腐葉土を敷くと尚良いでしょう。冬の休眠期は水やりは控えめにしてください。
ユリは乾燥に弱いので水切れに注意して育ててください。
肥料のやり方追肥は植え付け3週間後の頃と収穫時期には1か月に1回、化成肥料を与えます。この時に除草と土寄せも行ってください。
肥料が多すぎると葉が茂りすぎて病害虫が出やすくなります。
剪定方法春先に葉の生育や品質を整えるために伸びていた葉を刈り取り捨てます。8月頃にとうが立つので、花は咲かせずに花茎は摘み取ります。
その他豆知識収穫は草丈20〜30cmくらいになった3〜4cm残して切り取ります。また新しい葉が伸びるので、秋の霜が降りるまで年に3〜5回収穫できます。
病害虫の予防法アブラムシの発生に注意してください。10月になると地上部が枯れてくるので、翌年の春に伸びて来た芽に病気が発生しないよう枯れた茎を地際から切り取り、処分します。アブラムシ対策については、ベニカXファインスプレーがおすすめです。
増やし方数年すると株が密集して生育が悪くなるので、4月か9月に掘り上げて株分けしてください。1株が5〜6本になるように株分けします。連作障害しやすいので、植替え場所は別の場所にしてください。