
●商品について商品はポット苗です。根鉢の部分も含め高さ約10cmです。根鉢の大きさは3.5号(直径10.5cmポット)です。
1株です。
地上部は生えておりません。5月中旬以降に芽吹いてきます。


●品種の特徴ワラビは山菜の中でも、特に灰汁が強く、生で食べると毒性があります。食べるためには、あく抜きや塩漬けといった毒抜きが必須です。灰汁が強いゆえに、食べるとほろ苦い独特の風味があり、好きな人には堪らない山菜です。
似た山菜にゼンマイやコゴミがあります。まず見た目が違い、ワラビは新芽が3つに分かれているのに対し、ゼンマイやコゴミは渦巻き状の新芽がつきます。さらに言うと、コゴミはゼンマイのように新芽に毛が生えておらず、あく抜きが必要ありません。
学名 |
Pteridium aquilinum コバノイシカグマ科 ワラビ属 |
別名 |
シトケ、コブシナ、ホドロ |
開花時期 |
7〜10月 |
最終樹高 |
地植え:0.5m 〜 1m (耐寒性落葉多年草) |
栽培用途 |
地植え |
植栽適地 |
日本全国 |
育てやすさ |
★★★★☆ 初心者におすすめ日照条件:日なた〜半日陰、土壌酸度:弱酸性耐寒性やや強い、耐暑性普通、耐乾性やや弱い |
耐病害虫性 |
耐病性:ほとんど出ない 害虫:ほとんどつかない |
芽吹き時期 |
4月中旬 |
わらび|ポット苗の育て方
植え方・用土わらびは日あたりの、水はけ。水持ちの良い肥沃な酸性土壌を好むため、堆肥や有機肥料をしっかりとすき込んでおきます。乾燥を嫌うため、株もとに堆肥や藁などマルチングをしてあげると良いでしょう。日が当たらなければ新芽が出ず、当たりすぎると短い新芽になってしまうため、調整は少し難しいです。
かなり大きく育ち、根を通じて広がっていくため、鉢植えより地植えのほうが管理が簡単です。地上部の生育が悪くなってきた場合は、根詰まりの可能性があるため、冬に古い根や傷んだ根を取り除いて、整理してあげると良いでしょう。
水やり乾燥を嫌うため、水やりはしっかり行います。
冬地上部が枯れた時は、地植えの場合は特に水やりは必要ありません。鉢植えの時のみ、乾燥しすぎないよう1週間に一度は水を与えるようにします。
肥料のやり方2月頃に寒肥として堆肥や有機肥料を株から少し離してすき込みます。収穫が一通り終わったら、追肥として緩効性肥料や化成肥料を与えるとよいでしょう。
その他豆知識わらびの収穫は基本的に2年目から行います。2年目も収穫期間を短めに1か月ほどで切り上げましょう。全て株の育成のためです。3年目以降になり、株が安定すれば、1平方mで600〜800gほど採れるようです。一度植えたら地植えなら10〜20年ほど楽しめるようです。
増やし方根の生育が旺盛で、繁殖した根が他の場所に侵食していくので、根域制限をして育てるとよいです。