写真はイメージですので実際に咲く花と多少異なる場合があります。
●商品についてアルストロメリア 球根 1袋 【1球入り】
生産地:千葉県産
球根とはいえ、ゴボウの小さいような根です。
球根は観賞用ですので、球根や花、葉は食べないでください。
●品種の特徴アルストロメリアは花束やフラワーアレンジメントによく利用されています。特徴がある花色が人目をひきます。一茎に20〜30輪くらい花が咲きます。
アルストロメリアは日光を好む植物です。開花期までは日によく当ててください。
アルストロメリアの原産地は、夏冷涼で空気が乾いている場所なので、日本の高温多湿の気候を嫌います。梅雨明け後は、日ざしが強く当たらないように管理します。冬は土が凍らないようにします。鉢植えは、鉢土が凍らない場所へ移動します。
高温多湿や低温で葉が枯れても、根は生きているので、生育適温になるまでそのまま休眠させておくことができます。
一般的なアルストロメリアは、オランダで品種改良された品種ですが、リグツ系はチリを中心に南米に自生している野生種の改良品種です。カラフルで花数も多く草丈は高くなります。耐寒性も強いです。
学名 |
Alstroemeria ligtu ユリズイセン科 アルストロメリア属 |
別名 |
ユメユリソウ、インカノユリ |
開花時期 |
5月下旬〜7月下旬 |
花色・大きさ・花形 |
桃色 |
最終樹高 |
地植え:0.6m 〜 1m 鉢植え:0.6m 〜 1m (耐寒性落葉多年草) |
最終葉張り |
0.3m 〜 0.5m |
栽培用途 |
鉢植え、庭植え、切り花、寄せ植え、花壇 |
育てやすさ |
★★☆☆☆ 育てやすい日照条件:日なた〜日陰、耐陰性弱い、耐寒性強い(-10度)、耐暑性やや弱い |
耐病害虫性 |
耐病性:普通 害虫:普通 |
芽吹き時期 |
3月上旬 |
アルストロメリア リグツハイブリッド 桃花種の育て方
植え方・用土日当りと水はけの良い場所を選びます。高温多湿で根腐れしやすいので、水はけがよく、夏は西日を避けた場所が良いです。根が深く張るので、植穴深くまで土壌改良をしておきましょう。
地植えは赤玉土(中粒・小粒)6:腐葉土4の割合で混ぜた用土で植え付けてください。
鉢植えの場合は、花ひろば培養土をおすすめします。夏は日陰で育てて、梅雨は雨を避け、冬は凍結しない場所で育ててください。
植え付け適期は、春と秋です。春植えは3〜4月。秋植えの場合は9月の早い時期に植えると、寒さで生育が止まるまでにしっかりと根を張ることができます。
プランターや鉢植えの場合は植え付け間隔は20cmくらいとります。球根の上に2〜3cm土がかかる深さに植えます。
地植えの場合は植え付け間隔は30〜50cmくらい開けてください。
鉢植えでは、用土の劣化や目詰まり、根詰まりで生育が悪くなるので、1〜2年ごとに新しい用土で植え直してください。植え替え作業は休眠中に行うのが安全で、生育の始まる直前の9月から10月と3月から5月が適期です。
春の植え付け方法球根を植える深さは、春植えの場合、株の上3〜4cm土がかかる深さに植えておけば、高温期でも地温が上がって株が弱るのを防げます。
鉢植えの場合は、球根の上に2〜3cm土がかかる深さに植えます。
秋の植え付け方法秋植えの時は地面が凍るおそれがあるので、株の上に7〜8cm土がかかる深さに植えます。鉢植えの場合は、球根の上に2〜3cm土がかかる深さに植えます。
水やり鉢植えは春〜開花時期は土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。開花後の葉があるうちは乾燥気味に育てて、土がよく乾いたら与えます。葉が枯れて休眠したら水は控えてください。
地植えの場合は水やりはほとんど必要ありません。
肥料のやり方鉢植えの肥料は春に芽が出はじめた頃から花が咲き終わる後に化成肥料などを1月に1回与えるか、液肥を月に2回ほど水やり代わりに与えます。
庭植えでは肥料はあまり与えません。
剪定方法【花茎の整理】
花の終わった花茎は抜き取ります。引っ張ると簡単に抜けます。また、込み合ってきたときは、花の咲かない細い茎は抜き取って太い芽を伸ばします。
その他豆知識草丈の高いものは倒れることもあるので、支柱で支えます。日当たり、風通しをよくして徒長しないよう堅くしっかり育てるのが良いです。
病害虫の予防法アブラムシの発生に注意してください。 10月になると地上部が枯れてくるので、翌年の春に伸びて来た芽に病気が発生しないよう枯れた茎を地際から切り取り、処分します。 アブラムシ対策については、ベニカXファインスプレーがおすすめです。
増やし方株分けと種でも殖やせます。
株分けは9月か3月に掘り上げて根茎を分けます。太い根だけでは芽がでませんので、芽をよく確認して株分けしてください。