テレビ番組「ニュースステーション」で「純国産手造り線香花火」を特集いただきました!(2003年8月) |
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入手困難! 幻の線香花火 「大江戸牡丹」 |
線香花火。真っ赤な火花を飛ばしながら、最後ははかなく燃え尽きる姿は、日本の 夏には欠かせません。ところが、最近は「線香花火」=「中国製」で、日本らしい情緒がうまく出せない線香花火が多いんです。国産のモノは、現在では「幻」の逸品となってしまいました。 昔あったすばらしい国産線香花火は、全国的でも福岡等の一部で造られいるのみでしたが、数年前こうした線香花火の危機的状況を憂い、「線香花火を愛する会」が発足など、徐々に昔の線香花火を復活させる火花が大きくなっています。 また、近年は、こうした動きの中、日本の各花火製造業者も、生産性を度外視した 「純国産」に力を入れています。その分価格は中国製の何倍もしますが。 |
昔からあったすばらしい国産の線香花火を復活させようと、線香花火を愛する者たちが立ち上がったのは8年前です。(社)煙火協会顧問で花火専門誌「万華鏡」を主催する武藤輝彦氏、ジャナリスト佐藤隆二氏、花火問屋(株)山縣商店社長らが中心となって、日本中を訪ねて材料を捜し、かつて線香花火をつくっていた業者を訪ね、話を聞くなどの作業を続けてきました。 | ![]() |
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平成11年の暮れ、「三州加工」の稲垣昇社長にご賛同いただき、また、「北上煙火」さんより製作にご協力いただけるということになり、ようやく線香花火製作について軌道に乗りつつありました。 しかし、原料集めに大変な苦労があり、練った火薬の量は莫大なものでした。ようやく12年の秋、昔の線香花火の火らしく燃える原料にたどりつきました。 |
![]() | 最後の難関は、縒り手(よりて)でした。平成8年に廃業された竹内煙火店の名人(84才)のおばあちゃんを探し出し、指導を受けて、わずかな量ですが縒りはじめることができました。
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お客様の声 忙しくしており、注文しようと思いつつ忘れてしまっていました。 大江戸牡丹も綺麗でした。 |
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