もとより私は医師でもなく、整体やリハビリの専門家でもないわけですから、科学的な根拠や体系立った学問的な裏付けがあるわけでもなく、あくまでも一個人の体験を通した気づきや考えを散文的にまとめたものですから内容の不備な点や素人の思いつきに過ぎない点については読者の方にお詫びするしかないと思っております。しかし、このような視点で書かれた本はおそらく今までなかったのではないかと思われ、その点では、これからの超高齢化社会の介護の分野やリハビリの分野、あるいは組織論や人間の生き方にも何らかの参考になったり、資するものがあるのではないかと得意の妄想をふくらませて筆を執った次第です。
この本を書くキッカケを与えてくださったマッサージの真島良成先生をはじめ、リハビリの先生や看護師さんなど私の取材に快く協力してくださった方々にお礼申し上げます。