敬老会 プレゼント 介護施設 介護支援読本 vol.5 ゆるむ体とこわばる体 配送ポイント:3[M便 3/19]

私は平成18年9月、和歌山県に出張中に脳卒中で倒れ、その後遺症で半身マヒになった身体障がい者です。それ以来、病院に通ったり、介護施設を利用しながら在宅介護で今日まで生活し、何とか仕事もできるようになり、このような本の執筆活動もできるようになっています。その私は、週に1回訪問マッサージと訪問リハビリを受けているのですが、マッサージの先生から、「清水さんの体はすぐゆるみますね!」と言われたのがキッカケとなって、それ以来そのマッサージの真島良成先生と「体がゆるむとは?」とか、「ゆるみやすい体とは?」とか、「ゆるみやすい体質の人とは?」というような話を毎回するようになって、お互いに「体のゆるみ」について研究心を持つようになり、自分の体を使って実験をしたり、周囲の人たちを観察したりしながら情報を交換し合っているうちに次第にまとまってきたのが本書の内容です。

もとより私は医師でもなく、整体やリハビリの専門家でもないわけですから、科学的な根拠や体系立った学問的な裏付けがあるわけでもなく、あくまでも一個人の体験を通した気づきや考えを散文的にまとめたものですから内容の不備な点や素人の思いつきに過ぎない点については読者の方にお詫びするしかないと思っております。しかし、このような視点で書かれた本はおそらく今までなかったのではないかと思われ、その点では、これからの超高齢化社会の介護の分野やリハビリの分野、あるいは組織論や人間の生き方にも何らかの参考になったり、資するものがあるのではないかと得意の妄想をふくらませて筆を執った次第です。
この本を書くキッカケを与えてくださったマッサージの真島良成先生をはじめ、リハビリの先生や看護師さんなど私の取材に快く協力してくださった方々にお礼申し上げます。

特定非営利活動法人 在宅介護支援協会 理事長 清水義晴
A5判(148×210mm)
〔配送ポイント:3〕