第一次ピストブームから10余年、当時爆発的な人気を誇った競輪フレームを再定義しリリースされたHow I roll(ハウアイロール)のChamp(チャンプル)。NJS認定のB123鉄を採用し話題となった同モデルですが、今回はフラットバー仕様にアレンジしたChamp Flat Handle(チャンプフラットハンドル)がリリースされています。トラックハンドルが大きな魅力であると同時に、お客様から使いづらさを感じる声も少なからずあり、納車の際にハンドルを交換するケースもあったチャンプ。こちらのチャンプフラットハンドルは最初から使いやすくかつ安価になっており、トラックハンドルに抵抗がある方には朗報なのでは。その他のパーツやジオメトリなどは変更がないので、本来の魅力はそのまま。シルバーパーツと競輪フレームから匂い立つクラシックさが楽しめます。
チャンプフラットハンドルは580mmのフラントバーが採用されており、トラックハンドルに比べ使いやすさを重視。長過ぎず短過ぎずなサイズサイズ感になっており、ピスト初心者の方にとっても安心なのでは。後々ドロップやライザーバーバーなど思い思いのカスタムも楽しめます。
肩の張ったフォークラグやスレッドステム、直付けのシートピンなど現代のトラックバイクでも見られないクラシックなディテールが数多く採用されています。パーツの拡張性はモダンバイクに譲るものの、この雰囲気が出せるのはチャンプならでは。
前後のラージフランジハブは肉抜きがされており、見た目にもクラシックなデザイン。ベアリングはシールドベアリングが採用されており、見た目だけでなく機能面でもこだわっています。リアハブはフリーホイールとフィクスドコグが両立するフリップフロップなので、フリーと固定ギアの両方が楽しめる仕様に。クランクは貴重なシルバーカラーと、こちらもうれしい仕様になっています。