名探偵オーウェン・バーンズが怪事件の謎を暴くシリーズ最新作!
ミステリ評論家・飯城勇三氏の37頁に亘る解説もお見逃しなく!
バーンズは事件ごとに探偵のタイプを変えていく――まるで多重人格探偵のように。フェル博士、ファイロ・ヴァンス、御手洗潔、そして、本作ではエラリー・クイーン。
――解説(飯城勇三さん)より
英国の小村バックワースに君臨する名門リチャーズ家は、三つの事件に揺れていた。当主マチューが若い女秘書を後妻に迎えると言い出したこと、アフガンで戦死したと思われていた長女の夫の帰還。そして神出鬼没の《白い女》の霊。「白い女は出会った者の命を奪う」という村の言い伝え通りに怪死事件が発生し、マチューが狙われる。事件の背後には妖しい女占い師の姿が――名探偵オーウェン・バーンズが怪事件の謎を暴くシリーズ最新作!
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本シリーズ既刊:
『あやかしの裏通り』 『2019本格ミステリ・ベスト10』(原書房刊) 海外ランキング 第2位
「週刊文春ミステリーベスト10」海外部門 第8位
『このミステリがすごい!2019年版』(宝島社刊) 海外篇 第6位
『金時計』 『2020本格ミステリ・ベスト10』(原書房刊) 海外ランキング 第5位
『殺人七不思議』 『2021本格ミステリ・ベスト10』(原書房刊) 海外ランキング 第3位
『混沌の王』 『2021本格ミステリ・ベスト10』(原書房刊) 海外ランキング 第9位
『吸血鬼の仮面』『白い女の謎』