上がり車海老500g 国産
車海老の美味しさを気軽に楽しんでほしいので、上がり車海老を販売します。
豊洲市場では5時過ぎから活けの車海老の競りをします。競り落とした車海老を選別するため、生け簀に放されます。選別過程で弱っていたり上がって(死んで)しまったりしている車海老を上がり車海老と呼びます。
サイズは目安として500gで20-30本ぐらいですが、色々な大きさが入ります。
車海老は死後の劣化が非常に早いため、到着後すぐに軽くボイルするのがよいです。時間の経過とともに、どんどん黒変、頭や尾っぽが黒ずんできます。届いたその日に調理して下さい。
ウチの家庭ではよく上がりの車海老を使用して、シーフードカレーを作ります。えびの香りがとんでもないことになります。お試しあれ!
車海老の尻尾は鮮度のバロメーター
上がりの車海老は尻尾の瑠璃色はどんどん黒ずんでいってしまいます。尻尾がきれいなうちに、加熱してお召し上がりください。
上がり車海老500g
発送当日に上がった車海老を送ります。日によって大きくサイズにバラつきがでます。目安は20-30尾ですが、サイズのばらつきはご了承ください。
上がり車海老の塩焼き
届いたその日の内に串を打って塩焼きにしてください。加熱した車海老は強い香りと甘みがあります。
海老の現場
1.海老の競り場の主役は車海老です。国内は沖縄、九州、四国、海外からは中国、台湾から入荷されます。車海老はサイズ別に1キロ箱に詰められています。
2.競りが始まる前に下付け(海老の品質と相場)した金額で、競りに臨みます。車海老は需要と供給のバランスが崩れやすく(荒天の場合、車海老の入荷が少なくなる)、相場が安定しない水産物のひとつです。
3.写真はホッコクアカエビです。甘エビっていうほうがポピュラーですね。甘エビは鮮度が最重要です。時間が経つと自家消化が進み白っぽくなってしまいます。
4.芝海老です。小さな海老でかき揚げが絶品です。愛知の三河湾か九州からの荷が多いです。
5.伊勢海老です。伊勢海老は死んでしまうと価値が半減してしまうため、水槽にポンプを付けた状態で取引されます。国産の伊勢海老は深い赤色で綺麗です。生きている間は髭や足は折れませんが、死んでしまうと途端に髭や足が取れてしまいます。
6.競り落とされた車海老は、箱から出され水槽に移されます。この時、死んでしまったり弱っていたりする車海老は選別されます。車海老の活かし込みといって、出荷するまでにもう一度元気になってもらいます。
7.ふかふかのおが屑に包まれて出荷されます。