和歌、物語、日記文学等、日本の文芸の源流そのものを構築した紀貫之を、歴史の表舞台から消された紀氏の実像検証により再評価する。
第1部 紀氏について(祖神スサノオから大和朝廷成立まで|「倭の五王」時代「内の紀」の国盛から「外の紀」の勃興へ|飛鳥時代前夜の混迷 継体天皇から欽明天皇まで|「乙巳の変」暗転した飛鳥|中臣鎌足の実像と入鹿暗殺|『万葉集』の証言|紀貫之までの二百年|「ならのみかど」平城天皇|摂関政治始動 清和天皇 陽成天皇|『古今和歌集』成立 宇多天皇)|第2部 紀貫之がなしとげたこと(紀貫之の生涯|『万葉集』|『古今和歌集』|『伊勢物語』|『竹取物語』|『後撰集』|『土佐日記』|『新選和歌集』|紀貫之がなしとげたこと)
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