ヘルマン・ヘッセの精神史 創作と癒し

本 ISBN:9784860696726 細川清/著 出版社:吉備人出版 出版年月:2021年12月 サイズ:294P 20cm 医学 ≫ 精神医学 [ 神経心理学 ] ヘルマン ヘツセ ノ セイシンシ ソウサク ト イヤシ 登録日:2022/01/18 ※ページ内の情報は告知なく変更になることがあります。


ノーベル文学賞受賞者であり、20世紀を代表する偉大な作家ヘルマン・ヘッセ。ヘッセ文学は終始ひとの心の内面に向かう探求であり、その統一的帰結が終生のテーマであった。しかしヘッセを取り巻く世界情勢は、彼の願望をそのまま許そうとはしなかった。家庭の周辺においても温床は存在しなかった。その戦いは、ヘッセの心性に強い影響をもたらし、極度の精神不安を抱くようになる。本書では、ヘルマン・ヘッセの自己治癒への道程をまとめながら、創造と精神分析、さらに筆者が追究する癒しという視点で作品分析を試みている。

序章|第1章 自我同一性という相克|第2章 ヘッセ、精神分析を受ける|第3章 精神分析(1917・1918)夢日記|第4章 創作デミアンと精神分析|第5章 『シッダールタ』Siddhartha|第6章 『荒野の狼』不滅の人へ|第7章 『ガラス玉遊戯Das Glasperlenspiel』に込められたもの―統一と自己治癒|終章 各章のまとめとヘッセ最後の告白

種別
著者細川清/著
出版社吉備人出版
シリーズ名
出版年月2021年12月
サイズ294P 20cm
ISBN9784860696726

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