混沌とした今日の世界で、より良い一歩を踏み出すには、お仕着せでなく私たち一人ひとりが「歴史する」、つまり未来を想像/創造するために、日々直面する問題を過去の豊かな経験を頼りに考え、行動することが求められます。それはみずから歴史を編み上げる営みであり、また時空を超える旅でもあります。2022年から高等学校の必修科目として「歴史総合」が始まり、歴史の学びが変わります。これを契機に、いまを生きる私たちにとって意味のある歴史とは何か、問いけようと思います。
はじめに―「歴史総合」なのに「国語」とは|1 「歌会始の儀」から考えてみよう―多言語社会の問題として|2 まずは国語ということばを考えてみよう|3 制度としての「国語」ってなんだろう|4 象徴としての「国語」ってなんだろう―上田万年の議論を中心に|5 植民地支配と「国語」について考えてみよう|6 漢字を使わない「国語」について考えてみよう|7 敗戦後の「国語」について考えてみよう|おわりに―「国語」から解き放されるために
種別 | 本 |
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著者 | 安田敏朗/著 |
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出版社 | 清水書院 |
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シリーズ名 | 歴史総合パートナーズ 12 |
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出版年月 | 2020年07月 |
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サイズ | 113P 21cm |
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ISBN | 9784389501266 |
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