葬儀は、本来準備しておくべきことではありません。このため、本当はどうすべきだったのか、振り返って後悔することが少なからずあるようです。ふだんから知識を得ておくことは、決して悪いことではありません。当事者が「どうすれば後悔がないのか?」そのための知恵を本書で得ていただければ幸いです。また、法要には行う意義があります。本書でその意義をよく理解して行えば、亡き人を心から供養することができるはずです。
1 いざというときの大まかな流れを把握しておきましょう(危篤〜死亡当日―遺体を自宅または斎場へ運ぶ手配をします|死亡の翌日―遺体を斎場に運び、納棺して通夜を行います ほか)|2 葬儀を行うことになったときの連絡とあいさつ(危篤―「危篤」を近親者や勤務先へ知らせます|死亡の連絡―葬儀社・近親者・寺院に連絡します ほか)|3 遺族が出す手紙とあいさつ状(遺族が出す手紙・印刷物の時期と範囲|会葬礼状―会葬礼状の基本マナーを把握します ほか)|4 法要のあいさつと手紙(法要に必要なあいさつと手紙の基本|四十九日法要―寺院に法要の営みを依頼し、招待者へ案内します ほか)|5 遺族と参列者の服装・お金・お参りのマナー(遺族・参列者の場合 服装のマナー―納棺までは喪服を着用せず、地味な装いで|遺族の場合 服装のマナー―通夜から葬儀告別式までは正式な喪服で ほか)
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