サイズ
高さ : 3.30 cm
横幅 : 13.70 cm
奥行 : 19.50 cm
重量 : 600.0 g ※梱包時のサイズとなります。商品自体のサイズではございませんのでご注意ください。
脳卒中、自閉症、パーキンソン病、慢性疼痛、多発性硬化症、視覚障害――これまで治療困難と考えられていた神経に由来する機能障害の多くには、《神経可塑性》を活かした治療で劇的に改善する可能性がある。米国で人気の精神科医が、難病を克服した数々の患者や医師、関係者らを徹底取材。回復するまでのエピソードとともに神経可塑性研究の最前線を克明に綴ってニューヨークタイムズ・ベストセラーとなった、科学・医療読み物。欧米の主要紙誌をはじめ、V.S.ラマチャンドラン(『脳のなかの幽霊』著者)ら絶賛!!【目次】第1章 ある医師の負傷と治癒――マイケル・モスコヴィッツは慢性疼痛を脱学習できることを発見する第2章 歩くことでパーキンソン病の症状をつっぱねた男――いかに運動は変性障害をかわし、認知症を遅らせるのに役立つか第3章 神経可塑的治癒の四段階――いかに、そしてなぜ有効に作用するのか第4章 光で脳を再配線する――光を用いて休眠中の神経回路を目覚めさせる第5章 モーシェ・フェルデンクライス 物理学者、黒帯柔道家、そして療法家――動作に対する気づきによって重度の脳の障害を癒す第6章 視覚障害者が見ることを学ぶ――フェルデンクライス・メソッド、仏教徒の治療法、その他の神経可塑的メソッド第7章 脳をリセットする装置――神経調節を導いて症状を逆転させる第8章 音の橋――音楽と脳の特別な結びつき補足説明1 外傷性脳損傷やその他の脳障害への全般的アプローチ補足説明2 外傷性脳損傷を治療するためのマトリックス・リパターニング補足説明3 ADD、ADHD、てんかん、不安障害、外傷性脳損傷の治療のためのニューロフィードバック原注と参考文献/索引【著者】ノーマン・ドイジ (Norman Doidge, M.D.)精神科医・精神分析医。前作『脳は奇跡を起こす』(講談社インターナショナル)はニューヨークタイムズ・ベストセラーとなり、全世界での売上部数は100万部を超え、ダナ財団から3万冊以上の一般向け脳科学書のなかで最高の本として選ばれている。ニューヨークにあるコロンビア大学精神分析トレーニング・リサーチセンターの研究員、トロント大学精神科の教授を30年にわたって務めた。トロント在住。【訳者】高橋洋(たかはし・ひろし)翻訳家。同志社大学文学部文化学科卒(哲学及び倫理学専攻)。訳書に、バレット『情動はこうしてつくられる』、ハイト『社会はなぜ左と右にわかれるのか』(以上、紀伊國屋書店)、グリンカー『誰も正常ではない』(みすず書房)、メルシエ『人は簡単には騙されない』(青土社)、レシュジナー『眠りがもたらす奇怪な出来事』(河出書房新社)、ブルーム『反共感論』(白揚社)などがある。