サイズ
高さ : 2.80 cm
横幅 : 15.00 cm
奥行 : 20.80 cm
重量 : 480.0 g ※梱包時のサイズとなります。商品自体のサイズではございませんのでご注意ください。
相互交流・相互浸透の視点より、環境による人間の心の働き・実相の輪郭を描く論考を収録。フィールドの匂い・音・感触すら感じられる丹念な追究により環境を読み解き、それは自己をも表現する過程であることを、質的・生態学的・臨床的視点より活写する。従来の心理学領域カテゴリを超えた環境心理学を提示。【目次】 序論 1 環境との深いトランザクションの学へ――環境を系に含めることによって心理学はどう変わるか? (南 博文) 第I部 人間と環境──その深層・様相・質 2 場所のこころ (金森 修) 3 環境心理学における「質的」研究 (マザムダー, サンジョイ) 第II部 環境というフィールドをどう捉えるか 4 “環境"の心理学理論としての社会的表象理論 (矢守克也) 5 自然にならう――豊島のフィールド研究から (澤田英三) 6 都市環境のアフォーダンス (福間祥乃) 7 都市の認知・評価・行動――東京のイメージ研究 (羽生和紀) 第III部 場所の心理学・居場所のデザインへ 8 場所への愛着と原風景 (呉 宣児・園田美保) 9 被災者の住まいへの働きかけから考える心と環境 (三浦 研) 10 学校・施設等における人間環境臨床心理学的アプローチ (田嶌誠一)