サイズ
高さ : 3.00 cm
横幅 : 16.00 cm
奥行 : 21.80 cm
重量 : 620.0 g ※梱包時のサイズとなります。商品自体のサイズではございませんのでご注意ください。
思春期に関わる治療者に必須のスキルや戦略を学べる対人関係療法マニュアルの決定版治療効果が科学的に実証されている短期精神療法の一つである対人関係療法。本書は、この対人関係療法を思春期にうつ病となったクライエントに適用するための理論と治療の実際を紹介するものである。実際の会話例を数多く掲載、段階に応じた治療の進め方を具体的に記述するほか、思春期に特有の問題やそれに対する対処法についても盛りこんでいる。尾崎紀夫氏(日本うつ病学会理事長)「思春期・青年期へのうつ病対策がますます重要な課題となる中、思春期うつ病の対人関係療法に関する代表的な著書である本書が翻訳、出版されるのは、まさに時宜に適ったものであろう。」水島広子氏(国際対人関係療法学会理事)「対人関係療法は思春期用に作られたものではないか、という錯覚にとらわれるほど、思春期の特性やテーマに合致した一冊。思春期について多くを学べる本でもある。」〈目次〉第I部 概要 第1章 思春期うつ病の特徴 第2章 対人関係療法の起源と発展第II部 思春期うつ病の対人関係療法の実際 第3章 うつ病診断とクライエントの対人関係療法への適合性 第4章 初回セッション 第5章 対人関係面接の導入 第6章 問題領域の選択と治療契約 第7章 治療中期 第8章 治療技法 第9章 悲哀 第10章 対人関係上の役割における不和 第11章 役割の移行 第12章 対人関係の欠如 第13章 治療終結期第III部 思春期治療特有の諸問題 第14章 治療者-クライエント関係における臨床的問題 第15章 特殊な臨床状況 第16章 危機介入 第17章 IPT-A――包括的な症例提示付録A 親密度円環図付録B 対人関係質問項目――どのように対人関係を尋ねるのか付録C 思春期うつ病の対人関係療法のためのセッションごとのチェックリスト