精神分析のおはなし (創元こころ文庫)

(中古品)精神分析のおはなし (創元こころ文庫)
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【商品説明】
 
サイズ
高さ : 1.30 cm
横幅 : 10.60 cm
奥行 : 15.00 cm
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親子の葛藤、愛と憎しみ、心の危機、甘え、引きこもり、喪失、悲しみ、老い・・・親子の間にある愛と憎しみについて、依存について、親離れと自立、思春期の娘をもつ親へのアドバイスなど、親と子のさまざまな問題を中心に、中高年の心の問題や、シゾイド人間と自己愛人間、対象喪失とモーニングなど、人間の心についての深くておもしろいお話を幅広く集めた一般向け講演集の文庫化。精神分析的なものの見方が、やさしく、わかりやすく語られる。親子の問題に悩む一般読者から、カウンセラー、精神科医まで。解説は、相田信男氏。◎「解説 「ニックネーム人間」・小此木啓吾」より精神分析家としての小此木の思想は、絶筆となった『精神分析のすすめ』の「むすび」の章に集約されていようかと私は思うので要約して紹介したい。「無意識には時と所がないとフロイトは言いましたが、治療関係の基本的な現実というのは、……時と所を選んで治療者と患者が二人の出会いを決めたその場にあります。人間は常にこの時と所の制約を超えたものを求めようとするわけですが、どうしてもそれを逃れることはできません。この時と所に限定された自分というものを、望ましいものとして心から肯定している健康な自己愛が持てる場合と、なぜ、どうして自分はこんな事情で、このような時と所に生まれたのか、あるいは生み出されたのかという、それは阿闍世コンプレックス論でいうところの未生怨でありますが、このような自分の意識を超えた自己の成り立ちというものについての喜びと恨みの織りなす世界が、阿闍世の世界だと思います。……そのような根源的な自己のあり方をいつも見つめているような治療観というものが、治療構造論の最も基本的な思想ということができます」(『精神分析のすすめ』創元社、二〇〇三年、三九三~三九四頁)。以上述べられているような治療観に立つ小此木による講演などから編んだ本書は、ポケベル、ファックス、ファミコンなど、一部には二〇世紀終わりに相応しい古い用語が出てくるものの、ライフサイクルの認識を基軸にして人々の関わりが語られており、今日でも十分な読みごたえがあるに違いない。◎目次I 依存のすすめ日本は甘えの文化自立するためのじょうずな依存共に共存し合うことII 思春期の娘と母娘に伝えたい新しい女性の生き方思春期の子どもの秘密と嘘III 親と子の憎しみ、怨み時代の中の子ども怨みの世界と子どもの心父と子の愛と憎しみおわりにIV 老いの心理と中年の心の危機高齢者に対する差別と偏見中高年夫婦の問題中年における心の惑いV 自立を支える親の役割高齢化社会と親子関係「分離」と「個体化」の親子論子どもとの信頼を結ぶ母親思春期の親離れ子どもの自立を励ます家庭VI 悲しみといやし対象喪失とは対象喪失によって起こる心の反応喪の仕事VII 引きこもりの時代シゾイド人間とはシゾイド人間の変遷自己愛についてまとめ