初詣の社会史: 鉄道が生んだ娯楽とナショナリズム

(中古品)初詣の社会史: 鉄道が生んだ娯楽とナショナリズム
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【商品説明】
 
サイズ
高さ : 3.00 cm
横幅 : 15.60 cm
奥行 : 21.20 cm
重量 : 540.0 g ※梱包時のサイズとなります。商品自体のサイズではございませんのでご注意ください。
毎年多く人が訪れる初詣。その起源と展開をめぐる体系的な初めての研究書。国家による庶民へのイデオロギー注入政策として形成されたのではなく、近世の恵方詣を淵源に、鉄道の集客政策もともなって庶民に広まった後、知識人が影響を受けて、さらに「国民的行事」として定着したその歴史を探る。 【主要目次】 序論 「国民的行事」はいかにして誕生し、継続しえたのか 第一部 初詣の成立 第一章 明治期東京における初詣の形成過程――鉄道と郊外が生み出した参詣行事 第二章 恵方詣と初詣――東京と大阪 第二部 初詣とナショナリズムの接合 第三章 二重橋前平癒祈願と明治神宮創建論争――天皇に対する「感情美」の変質 第四章 知識人の参入――天皇の代替りと明治神宮の創建 第三部 初詣の展開――都市の娯楽とナショナリズム 第五章 関西私鉄・国鉄と「聖地」 第六章 戦間期東京の初詣――現代型初詣の確立 第七章 初詣をめぐる言説の生成と流通――〈上から〉のとらえ返し 終章 鉄道が生み出した娯楽行事とナショナリズムの接合