正直の徒のイスラーム

(中古品)正直の徒のイスラーム
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【商品説明】
 
サイズ
高さ : 2.80 cm
横幅 : 15.20 cm
奥行 : 21.20 cm
重量 : 660.0 g ※梱包時のサイズとなります。商品自体のサイズではございませんのでご注意ください。
絶海の孤島に暮らす者は唯一神の存在を知ることが課されるのか。イスラム教徒たちの人間関係はどのように形成、維持されるのか。イスラム教徒たちの思考回路とそれに基づく社会活動を、少数派勢力イバード派の著作の読解を通じて詳細に記述する,画期的研究書。目次序 章 イバード派の特質を読み解くために第1章 イバード派の形成と展開1 イスラーム共同体の政治的分裂2 イバード派の形成3 バスラからオマーンへ4 イバード派の自己理解おわりに――正直の徒に正統性を与えて第2章 ワラーヤとバラーアの体系1 言語的意味、イスラーム法上の意味2 初期イスラーム時代におけるワラーヤとバラーアの実践3 2/8世紀のイバード派における整備4 成立要件の確定5 体系の精緻化おわりに――人びとの帰属を判断する第3章 世界観1 神と人間2 人間の宗教的分類とその方法3 信 仰4 不信仰おわりに――神に近しく護られて第4章 加入とコミットメント1 イスラーム共同体への加入2 改宗活動とイバード派共同体への加入3 共同体へのコミットメント4 帰属対象の拡大と信仰の再生産おわりに――紐帯を確認、維持し強化する第5章 逸脱への対応1 逸脱行為の探究2 大 罪3 罪に関するいくつかの問題4 悔 悟おわりに――「聖者たちの共同体」から離れて第6章 統治体制1 圏 域2 共同体内の階層構造3 イマーム論4 イマームと臣民おわりに――統治の正当性と安定性を求める終 章 宗教社会集団としてのイバード派の特質