サイズ
高さ : 2.40 cm
横幅 : 12.30 cm
奥行 : 19.10 cm
重量 : 290.0 g ※梱包時のサイズとなります。商品自体のサイズではございませんのでご注意ください。
患者さん中心の医療 精神科閉鎖病棟の「鍵」を開けた精神科医、山本昌知。 患者さんを一人の生活者として、人との関係こそが「薬」となる、と向き合う山本医師と、モザイクをかけない患者さんのありのままを撮影し「精神」「精神0」という「観察映画」作品に結実させた映画監督、想田和弘。 生きづらさを感じるすべての人へ。 ---------- 【目次】 プロローグ(想田和弘) 第一章 歩 み ◎山本昌知の歩み いじめられる人に対して優しかった父のこと/頑張り屋だった母の教訓話/山奥の村に生まれて――“わが家が医者だったら"/精神科の医者になる/病室の鍵を開けて ……ほか ◎想田和弘の歩み 凝り性だった子供時代/郊外型の近代社会に生まれ育って/リクルートスーツで埋め尽くされた就職説明会/ニューヨークで学ぶ/自分のドキュメンタリー映画を撮りたい ……ほか 第二章 「鍵」をはずす 地域に出ること――医者と患者の関係を変える/閉鎖病棟の「鍵」をはずす/人間として、挨拶から/責任回答方式――根っこは病んでいない/患者さんと看護する側の話し合いで、「鍵」を開ける/映画『精神』ができるまで/〈こらーる〉はみんなでつくる組織にしよう/「目の前の現実をよく見て、よく聞いて、その結果を素直に映画に」/誰のためにモザイクをかけるのか/世界の精神病院のベッド数の20%は、日本にある ……ほか 第三章 「人薬」 施設が良い、悪いではなく「行きたいかどうか」/「人薬」――技術でなく、時と場所をともにしてくれる人がいること/介護は「システム」になじまない/世話をする、してもらうのが人間の本質 ……ほか 第四章 地つづきの世界 「参ったな」/落ちこぼれとして/責任はとれないから、謝るしかない/自分で治す、それに従ってアドバイスする/心と身は縄のようになっている/心と体は分けられない/患者さんの世界とつながっている/幻聴も幻視もそこに「ある」/「他人はみんな“磨き砂"」 ……ほか 第五章 〈こらーる〉という場 一生懸命やれば、周囲がつられることがある/「本人が目的意識をもてない入院は反対」/患者体験者を含む支援チームでの医療/患者さんを中心に置く/「システム」の中で人間は交換可能/一人一人の違いに喜びを感じる/個と個が、網の目のように/目的が正しすぎると、逆におっかない/排除ではなく、折り合いをどうつけるか/お互いに「ご親戚様」――みんな「命」で考える/「ノー」は意思表示 ……ほか エピローグ(山本昌知)