サイズ
高さ : 2.00 cm
横幅 : 12.80 cm
奥行 : 18.80 cm
重量 : 250.0 g ※梱包時のサイズとなります。商品自体のサイズではございませんのでご注意ください。
はじめに 2018年11月に拙著『学力テストで測れない非認知能力が子どもを伸ばす』が刊行され、大変ありがたいことに相次ぐ増刷やでの翻訳などが実現しました。また、私自身も教育・保育・子育てにかかわる方々からご依頼を受け、お話をさせていただく機会も一段と増えました。近年の「非認知能力ブーム」の高まりに驚きを感じるとともに、これまでのテストで測れる「学力=認知能力」に傾倒してきた時代が、まさに変わろうとしているのだと実感しています。 しかし、これがこのままブームで終わってしまうのではないか、という一抹の不安も同時に抱いています。いまから20年ほど前にも「EQ=こころの知能指数」という概念が我が国に輸入されて一躍ブームになったものの、すでに「(初代)たま〇っち」と同様に過去のものにされようとしています。そして、EQに代わるかのように登場した非認知能力も、そんな目に遭ってしまう日が来るのかもしれません。 もし、そうなる日がくるのなら「EQ」や「非認知能力」と呼ばれてきたようなものが、敢えて固有の名前で呼ばなくとも誰もが大切なものと認識していることを切に願うばかりです。そんな日が訪れるためにも、拙著の続編を執筆する運びとなりました。 拙著『学力テストで測れない非認知能力が子どもを伸ばす』では、できる限り小難しい言い回しを避けました。そして、教育・保育関係の方から子育て中の保護者の方々まで、広くわかりやすい非認知能力の解説本となるように心がけたつもりです(そうなっていないと思われる方がいらっしゃったら、すみません……)。そのため、研究書的なものを期待されていた方には物足りない内容になっていたかもしれません。 さて、本書もできるだけ多くの方にわかりやすい本になることを心がけましたが、今回は解説書ではありません。むしろ、「で、非認知能力、どうすればいいの!? 」についての見解・持論を述べていくことにしたいと思います(前回の解説的な内容は前著に委ねて、できるだけ割愛しました)。その上で、「非認知能力」なるものを今後どのようにとらえていけばよいのか? 実際にどうやって伸ばしていけばよいのか? など について可能な限り「実践本」として展開していきます。 本書の内容が、教育・保育・子育てにかかわる方々をはじめ、ビジネスの世界で人材育成にかかわられている方々にとっても何らかの参考になればうれしいです! ぜひ、読み進めてみてください!! 2020年6月 中山芳一 いま、多くの関心を集めている「非認知能力」というワードとは 図解やイラスト解説を多数収録 最終章には、各章の「おさらい」も掲載 ここだけ読んでも、要点がつかめる構成です