フランクリン自伝

(中古品)フランクリン自伝
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電池で稼働する製品につきましては、電池は付属していない物とお考え下さい。
気になる方は購入前にお問合せをお願いします。
【商品説明】
 
サイズ
高さ : 1.70 cm
横幅 : 13.00 cm
奥行 : 19.30 cm
重量 : 180.0 g ※梱包時のサイズとなります。商品自体のサイズではございませんのでご注意ください。
アメリカの町の印刷屋のおじさんの話 植字工として世に出たフランクリンは、 持ち前の植字・印刷術と文筆の力量をもとに 印刷業から新聞へ、出版へと事業を広げ、 さらに社会改良に乗り出していく。 人任せを嫌い、実務をいとわぬ「善きアメリカ人」の母型を伝える18世紀の古典を、 弱冠15歳で渡米し、戦前の米国を知る数少ない哲学者・鶴見俊輔の翻訳でおくる。 十八世紀のアメリカの町の八百屋のおばさん、肉屋のおじさんがくつろいで話す時に、 こういうことを教えてくれただろうと思うような人生の知恵をフランクリン自伝は、 私たちにあたえる ――鶴見俊輔 デール・カーネギーは、 ある晩教室で一冊の本を手にしながら、 「すべての人がこの本を読むといいんだが。しかも数回読みかえせばね……」と語りだした。 本の名は『ベンジャミン・フランクリン自伝』といった ――フランク・ベトガー『熱意は通ず』より 去年の今頃はフランクリンの自叙伝を日課のように読んだ。 横文字の小さい字はことに読みなれんので三枚読んではやめ、五枚読んではやめ、 苦しみながら読んだのであるが、得た所の愉快は非常に大なるものであった。 費府(フィラデルフィア)の建設者とも言うべきフランクリンが、 その地方のために経営していく事と、 かつ極めて貧乏なる植字職工のフランクリンが一身を経営していく事と、 それが逆流と失敗との中に立ちながら、着々として成功していく所は、 何とも言われぬ面白さであった ――正岡子規『病牀六尺』より およそ、私はフランクリンと正反対の人間なので、 かえって、興味があるのかもしれない ――小田実