サイズ
高さ : 3.20 cm
横幅 : 13.80 cm
奥行 : 19.00 cm
重量 : 400.0 g ※梱包時のサイズとなります。商品自体のサイズではございませんのでご注意ください。
サルトルはニーチェ主義者か? 《初期サルトルはニーチェ主義者であった》とするベルナール=アンリ・レヴィの世界的話題作『サルトルの世紀』を批判。 初期の哲学的著作『想像力の問題』『存在と無』から、後期『聖ジュネ』『弁証法的理性批判』『家の馬鹿息子』に継承されたニーチェとの対話と対決を徹底論証! ---------- 序 第I部 想像的人間をめぐるサルトルとニーチェとの対決 第一章 想像的人間という主題 三島由紀夫を手がかりに 第二章 実存的精神分析と『存在と無』 第三章 先行者ニーチェ 第II部 「力のモラル」か「相互性のモラル」か 第四章 サルトルの「存在欲望」概念とニーチェの「力への意志」 第五章 「根源的一者」の形而上学と《死への欲動》としての「力への意志」 第六章 サルトルの暴力論の源泉としてのニーチェ 第七章 「相互性のモラル」か「力のモラル」か 第III部 母なるものをめぐって 補論I 後期サルトルの両義性はいかに読まれるべきか? ――ベルナール=アンリ・レヴィへの批判―― 補論II 邦訳『家の馬鹿息子3』におけるニーチェ問題 ――フローベールの「否定的無限」概念に寄せて―― 注 あとがき ニーチェ―サルトル略年譜(1844-1980) 人名索引