サイズ
高さ : 1.80 cm
横幅 : 15.00 cm
奥行 : 20.90 cm
重量 : 300.0 g ※梱包時のサイズとなります。商品自体のサイズではございませんのでご注意ください。
アニメーションはいかにして動き、私たちを動かすのか? 光の痕跡としての実写映像とは異なり、無限に可塑的な動きを見せるアニメーション。そこに私たちの身体や感情はどのように絡めとられてきたのか。原形質からゾンビ、ロボット、溶けるチーズまで、記号論・人類学的分析を駆使して「アニメ的人間」へと迫る。最前線で活躍するアニメーターへのインタビューを収録。 【目次】 はじめに インデックスからアニメーションへ 橋本一径 第I部 アニメーション・アトラスの試み anime/animationにおける原形質性の再考察 ――アニメーションにおけるanima概念は有効であり得るか? 小山昌宏 生命のかけらを拾い集める――『ゾンビランドサガ』からのアニメ文化論 石岡良治 第II部 キャラクターを動かす――現代アニメにおける「作画」 対談 キャラクターを動かす――現代アニメにおける「作画」 林 明美・溝口彰子(聞き手)・小池隆太(司会) 付記 アニメーター・林明美の仕事について 小池隆太 第III部 アニメーションはアニミズムか? イリュージョンとアニメーション――現代のロボティクスとの交錯をめぐって 増田展大 溶けるチーズ考――「原形質性」の微視的分析と逆アニメーション学 細馬宏通 第IV部 記号論の諸相 学習の方法としての「対話」――パースにおける自己と共同体の成長 佐古仁志