哲理と信仰?心身問題の解をめぐるキリスト教的世界観

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高さ : 1.70 cm
横幅 : 13.00 cm
奥行 : 18.60 cm
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科学技術の進んだ時代に住む現代人が、必ずしも人間としての存在に充足感を得ていないのは、多くの人々の認めるところである。 カトリック信仰を背景に持つ著者によって、現代人の直面する自然科学・哲学・人間存在の問題に、生涯を賭けた苦悩と考察が重ねられ、生み落とされた結実が本書である。 「本書の核心には、何か純粋で学ぶべき奥義のようなものが隠されている。 また、各所に福音的信仰心の熱い心中 が吐露されていて、深く心を動かされる。みばえだけはよいが、塵のような本が、今日多く出版される中で、本書 には歴史に残る価値があることを私は信ずる。世俗というものにバイアスされることのない、著者の執筆態度を高 く評価したい。哲学や自然科学に関心のある人たちが、本書によってキリスト教の道に触れられることを期待する 。」 工学博士・大阪府立大学大学院理学系研究科　准教授　谷塚昇