サイズ
高さ : 2.60 cm
横幅 : 13.20 cm
奥行 : 19.00 cm
重量 : 400.0 g ※梱包時のサイズとなります。商品自体のサイズではございませんのでご注意ください。
『自己喪失の体験』が、新完訳版として復刊! (『自己喪失の体験』は抄訳でしたので、今回完訳にしました。) 覚醒を求める人、必読の書! 無我(無自己)への二つの段階を。著者は自らの体験を通して語っています。 かなり壮絶なところもあります。 第一段階は、「神と一体」になるワンネス体験。 第二段階は、「主体」「対象」「それ自体」が三位一体と認識する体験。 第一段階では、まだ自己と神との分離があります。 第一段階から第二段階に行くまでには、「大いなる通路」があります。 その「大いなる通路」を通ったとき、完全に自己は無くなります。 すべての分離がなくなり、それ自体の道になります。 キリストについても、その観点から考察されています。 キリスト者が、無我(無自己 no-self)に至った貴重な記録です。 禅にも通じるものがあります。 「本書は、自己というもののいっさいが失われていく二年間の体験を綴った、個人的な旅の記録です。 この旅は、人生をまったく新しい、異なる領域へと導く道程を歩む体験であり、それまで四十年ものあいだ、 さまざまな黙想体験を経ていたにもかかわらず、私はそのような状態が存在することすら知りませんでした。 自己を失うという体験は想像を絶するもので、私の知っているどんな思想体系のなかからも見つけ出すことができませんでした。 それでも、私はあちこちの本屋や図書館を探し回りましたが、この旅に類似した過去の例や記録など、 その当時にあったら何らかの助けとなったであろう文献は見当たりませんでした。 そうした記録があればどんなによかったであろうと痛感した体験から、 いつか私と同じように自己超越という旅をする運命にある人の役に立つことを信じて、この書をしたためています。」 (「序文」より) 在家禅者で花園大学文学部教授のジェフ・ショア氏の解説付き。