サイズ
高さ : 2.60 cm
横幅 : 13.80 cm
奥行 : 19.20 cm
重量 : 420.0 g ※梱包時のサイズとなります。商品自体のサイズではございませんのでご注意ください。
「死んだらどうなるのか?」それは、人間にとっていつの時代も究極の疑問だった。その答えを見極めようとして、古今東西の多くの哲学者・文学者たちは様々な形で議論を尽くしてきた。たとえば、大哲学者プラトンは死後の世界の存在を信じ、そのありさまを著作に書き残した。スヴェーデンボリは、死後の世界を実見したという主張のもとに体験記を執筆した。それに対しカントは、スヴェーデンボリのような主張はありえないとして、現実の世界を生き抜くことを強く主張した。本書では、他にも、ヒューム、シェイクスピア、ダンテ、ゲーテなど多くの議論を取り上げながら、人間の知がいかにして死後の世界へのアプローチを繰り返してきたかをわかりやすく解説する。学問として、霊界を真剣に考えた一冊である。