武士道の誤解: 捏造と歪曲の歴史を斬る

(中古品)武士道の誤解: 捏造と歪曲の歴史を斬る
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【商品説明】
 
サイズ
高さ : 2.40 cm
横幅 : 13.60 cm
奥行 : 19.20 cm
重量 : 380.0 g ※梱包時のサイズとなります。商品自体のサイズではございませんのでご注意ください。
「武士道は日本人の魂」といわれることが多いが、まったくの間違い。時の権力に利用されてきたのが真実だ。 例えば、武士道の代表的書とされる『葉隠』が世に広まったのは太平洋戦争直前、「忠臣蔵」はサラリーマン化した武士への庶民の面当て、卑怯な考えとして『孫子』を忌避した新井白石、殉死は江戸時代初期の異常現象--。 新渡戸稲造の著作が話題になり「日本人の魂」とされることが多い武士道だが、その成り立ちは武士階級の支配の法であり、一般庶民に定着することはほとんどなく、江戸時代においてもサラリーマン化した武士の正しい生き方を示す「士道」に取って代わられたのが実態だった。 太平記、甲陽軍鑑といった古典から三島由紀夫まで、武士道がいかに歪曲・誤解されてきたのかを様々なエピソードを交えて解説する。『武士道』『葉隠』関連書籍はほとんどが入門書・読み解き本。本書のような目からうろこが落ちるアプローチの類書はない。山本七平や司馬遼太郎の日本人論に関心を持つ読者にとっては思いもよらぬ事実が満載の本。第1章 前史――「もののふ」から「武士」へ第2章 江戸期――「武士道」の衰退第3章 江戸中期――「サラリーマン武士道」の登場第4章 『孫子』の読まれ方に見る江戸期武士道第5章 明治期――「忠節」の対象は何か第6章 戦前――新渡戸稲造の『武士道』第7章 昭和――作られた『葉隠』の出現