サイズ
高さ : 2.10 cm
横幅 : 12.60 cm
奥行 : 19.20 cm
重量 : 380.0 g ※梱包時のサイズとなります。商品自体のサイズではございませんのでご注意ください。
西田幾多郎少年を寄宿させて数学を指導し、 西田幾多郎と鈴木貞太郎(大拙)を禅の道にみちびき、 国文学の俊才・藤岡作太郎の教養の土壌に滋養をそそぎ、 武蔵高等学校の創設者・山本良吉に教育理念を身をもって示し、 多彩な教え子たちから「生涯の恩師」として敬慕された北條時敬(ときゆき)。 数学者として学問的スタートを切りながらも、教育者として 明治・大正・昭和を精力的に生きた加賀の巨傑の全貌を明らかにする。 金沢に北條なるものあり畏るべし──伊藤博文 [目次より] 序 浅見洋(石川県西田幾多郎記念哲学館館長) はじめに 第一章 幕末の加賀藩前田家と数学者関口開 第二章 金沢第四高等中学校 第三章 東京帝国大学大学院生にして第一高等中学校教授 第四章 萩の町山口高等中学校 第五章 四高校長として再び金沢へ 第六章 広島高等師範学校 第七章 陸奥の国への旅立ち 第八章 学習院院長の職責 第九章 武蔵高等学校創立 第一〇章 晩年を生きる おわりに