サイズ
高さ : 2.70 cm
横幅 : 13.10 cm
奥行 : 19.00 cm
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現代日本人最大の忘れ物「心」を取り戻すために 陽明学の古典『伝習録』を現代に通じる「警世・実践の書」と位置付けた画期的な陽明学入門。本書では『伝習録』巻の上を平易な口語訳とともに読解し、21世紀の日本人の精神のあり方を考える。社会科学者が読み解く「現代に生かす陽明学」! 目次 第1章 陽明学とは 1 今なぜ陽明学か 2 朱子学批判と心学の継承 3 王陽明の人となり 4 王陽明の思想のポイント 5 『伝習録』成立の経緯 第2章 格 物 1 大学のプログラム 2 二つの「格物」 3 朱子学の格物と至善 4 どちらの読み方が正しいか 5 格物は修養 6 親 民 7 現代における格物とは 8 科学も「格物の学」 第3章 良 知 1 良知とは 2 簡単明瞭な良知 3 良知の学 4 良知はどう磨けるか 5 「操存舎亡」と「無出無入」 第4章 心 即 理 1 心と理 2 心即理と性即理とはどう違うのか 3 誠意は正心を導く 4 心は道なり天なり 5 正 名――人情論 第5章 天理人欲 1 人欲と天理 2 仏教や道教との違い 3 人欲と出世 4 現代社会と人欲 第6章 知行合一 1 知とは何か 2 道徳は未発か已発か 3 知 と 行 4 学問の方法 5 学問の役割 6 学問と知 7 知行合一は楽しみ 第7章 事上磨錬 1 修養のあり方 2 偏見を持たずに勉強を 3 事上磨錬と修養 4 主一の功 5 立 志 6 修養の方法 7 明白簡易 8 動 と 静 9 固執を排す 10 古典を素直に読む 11 己私難克 12 志を持って修養を 13 王陽明の教育法 14 自在の学問 15 学者のあり方 第8章 万物一体の仁 1 「仁」の根源 2 厚薄のある仁 3 簡にしてかつ易なるもの 4 意のないのが「万物一体の仁」 第9章 現代に甦る陽明学 1 日本人と陽明学 2 社会と一体の個人 3 複雑系の行動学 4 時代は変化しつつある 5 好きなことをしょう 6 現代に甦る陽明学