サイズ
高さ : 3.00 cm
横幅 : 13.60 cm
奥行 : 18.80 cm
重量 : 500.0 g ※梱包時のサイズとなります。商品自体のサイズではございませんのでご注意ください。
東洋アフォリズムの宝庫であり、名言の宝典とも言える『格言聯璧(かくげんれんぺき)』。輯録者は清末の篤行の長者・金纓蘭で、古賢先哲の格言・箴言・警句等を集大成し、450頁を超える全巻が、悉く金科玉条の文字で埋め尽くされています。 安岡正篤師が熟読した東洋古典のバイブルとしても知られ、昭和21年に発刊された『終戦前後 百朝集』には、100条のうち25もの箴言・格言が採られていることからも、本書が安岡教学でいかに重用されてきたかが分かります。 交際上のことについての事柄を集めた「接物類」、人品を高尚にすることに関する事項を集めた「敦品類」など、學問・存養・持躬・處事・齊家・従政・惠吉・惇凶など11に分類。 「気は盛を忌み、心は満を忌み、才は露を忌む」 (気は、盛んなのを戒め、心は、満ちるのを戒め、才は、露呈するのを戒めるべきである) 「魚水を離るれば則ち鱗枯る。心書を離るれば則ち神索く」 (魚は、水を離れると、その鱗は忽ち乾き枯れてしまう。人の心は、書物を離れると、その精神はたちどころに尽き果ててしまう) など、収録された格言の一つひとつが滋味深く、人間学の宝典とも呼ぶべき歴史的名著です。