サン?シモンとサン?シモン主義: (文庫クセジュ)

(中古品)サン?シモンとサン?シモン主義: (文庫クセジュ)
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【商品説明】
 
サイズ
高さ : 1.60 cm
横幅 : 11.40 cm
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現代の情報・物流ネットワーク社会の予言者 その生涯から、弟子たちの思想と実践まで これまでサン=シモンに貼られたレッテルを取り外し、現代のコニュニケーション・ネットワーク論の先駆者として描き出す! 2006年の企画展示「サン=シモン主義者の時代」(フランス国立図書館)、『サン=シモン全集』(フランス大学出版局、2012)の刊行など、21世紀に入り、再びサン=シモンに関心が集まっている。そこで主導的な役割を果たし、多くのサン=シモン(派)の研究書を手がけたのが、本書の著者ピエール・ミュッソである。「今日の人々はおしなべてサン=シモンの仕事すら知らないという点で一致している。彼の著作は、特に十九世紀のサン=シモン主義運動を通じて大きな影響を与え、現代のもろもろの巨大なイデオロギーの源泉に立つというのに[…]」(「序文」より)。 本書は、膨大な草稿を残し「矛盾の権化」と称されるサン=シモン思想に統一的解釈を与え、師の思想から、第二帝政期の弟子たちの現実的な政策が誕生する瞬間と理路を描き切る。 [目次] 序文 第一章冒険家にして哲学見習い 第二章サン=シモンの認識論(一八〇二―一八一三年) Ⅰ『ジュネーヴの一住民の手紙』 Ⅱ『十九世紀の科学的研究序説』 Ⅲ『人間科学に関する覚書』 第三章サン=シモンの政治学(一八一四―一八二三年) Ⅰ『ヨーロッパ社会の再組織について』 Ⅱ『産業』 Ⅲ『政治家』 Ⅳ『組織者』 Ⅴ『産業体制論』 第四章サン=シモン教(一八二四―一八二五年) Ⅰ晩年の新宗教創設文書 Ⅱ『新キリスト教』―世界的世俗宗教 Ⅲサン=シモンの振り子 第五章サン=シモン主義運動(一八二五―一八七〇年) Ⅰサン=シモンの教義とその喧伝(一八二五―一八三一年) Ⅱ「分裂」の危機(一八三一―一八三二年) Ⅲサン=シモン主義の実践期(一八三三―一八七〇年) 結論 訳者あとがき 参考文献 [原題]Saint-Simon et le saint-simonisme