サイズ
高さ : 2.00 cm
横幅 : 10.80 cm
奥行 : 17.20 cm
重量 : 200.0 g ※梱包時のサイズとなります。商品自体のサイズではございませんのでご注意ください。
本書は平成18年に刊行され、10万部を超えるベストセラーとなって 話題を呼んだ『安岡正篤一日一言』の姉妹篇になります。 一人ひとりの生き方に光を当てた前著に比べると、 本作では「如何に生くべきか」という個々人の在り方にとどまらず、 安岡師が思い描いた国家観を語る言葉も多く収録されています。 己を修めるのみならず、 修めた己を以て社会に尽くしていこうという思いを喚起せしめられる一書です。 ここではその中から2つをご紹介いたします。 「我々は卑屈な利己心に甘んじて居ないか。 怯惰な傍観や逃避で日々を過ごして居ないか。 無益な懐疑や批判に得意になってはいないか。 先ず、自分自身に活を入れよ。 自分の職域に新しい意義、使命、感激を鼓吹しよう」(3月31日) 「人間生活があらゆる面で便利になるにつれて、 思想だの学問だのというものも普及すればするほど通俗になります。 しかし本当の学問は、自分の身体で厳しく体験し実践するものであります。 この意味が本当に理解されて初めて活学になります」(7月24日) 今年は安岡正篤師没後30年の節目に当たります。 時を経てなお一層の輝きを増す安岡師の教えに学び、 混迷を極める現代を力強く生きるための指針、道標として 活学していただければ幸いです。