サイズ
高さ : 2.10 cm
横幅 : 13.60 cm
奥行 : 19.60 cm
重量 : 360.0 g ※梱包時のサイズとなります。商品自体のサイズではございませんのでご注意ください。
アメリカでもっとも著名で独創的な思想家、ヘンリー・ソロー。 ウォールデン湖畔に自ら建てた小屋で自給自足し、森を毎日何時間も歩く、たった独りの生活を送った。 奴隷制に反対し、2冊の本を刊行し、44歳で生涯を終えた。 森で結実したその思索は、現代社会の危機とそこに生きる人間のありかたを示唆し、 世界に大きな影響を与えた。 謎に満ちたこの思想家の学舎に、私たちは招かれている。 歩くこと、孤独、自然、市民、共同体…『コンコード川とメリマック川の一週間』『ウォールデン』 『散策』『メインの森』『ケープコッド』『社会改革論集』そして膨大な日記に誘われ、 本書はその思索のエッセンスを発見する。 2017年は、ソローの生誕200年にあたる。 急激な産業化と社会の激動の中で、真に自由な生き方を考え続けたソローのすべてをそっと手渡す一書。 [第68回読売文学賞〈随筆・紀行賞〉受賞]