サイズ
高さ : 2.20 cm
横幅 : 14.80 cm
奥行 : 21.00 cm
重量 : 380.0 g ※梱包時のサイズとなります。商品自体のサイズではございませんのでご注意ください。
地車(だんじり)の歴史・現在・未来を探究数ある日本の祭の中でも独特の熱狂を帯びる地車(だんじり)。天神祭をはじめ大阪の夏祭で育まれた神賑(かみにぎわい)の祭具である地車のルーツを解く鍵は、江戸期に淀川を往来した豪華な川御座船とニワカと呼ばれる滑稽寸劇にあった。岸和田をはじめ大阪(摂河泉)から瀬戸内沿岸一帯へと、広く西日本に展開する地車文化を、歴史史料・形態・彫刻・囃子などから多角的に描き出す初の書。貴重写真・オリジナル図版を多数収載。〔目次〕 まえがき◇巻頭口絵〔カラーページ〕(地図〈関西周辺/全国/大阪府周辺/天保期の大坂三郷と周辺〉/地車の源流/地車の隆盛/地車と子供たち/装飾品の彩り/地車彫刻/岸和田型地車の部位名/探訪・日本の地車)◇第一章地車の誕生第一節江戸時代の御座船第二節祭の中の御座船第三節地車と和船第四節ニワカ(俄)と地車の舞台第五節地車の誕生第六節地車誕生の時期第七節ダンジリの語源◇第二章地車の隆盛第一節大坂の夏祭第二節町奉行からの例触第三節地車の実態第四節地車の担い手第五節催太鼓と地車の分別第六節橋と地車第七節天神祭第八節地車の宮入り台数の変化と社会背景第九節明治時代の大阪の地車◇第三章地車の展開第一節地車の基本仕様第二節地車の伝播第三節地車の展開第四節芸能志向系の地車第五節曳行志向系の地車第六節造形志向の地車第七節船型地車第八節地車の形態に類似する祭具◇終章神賑の民俗学第一節神賑の定義第二節神賑の語誌第三節神賑の民俗学 地車関連年表 あとがき 参考文献 さくいん